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「こんな記事もあります」って毎回同じなんだけど 何日たっても
話はそれた 画像はもちろんないよ 内容と一致するのは
 
 
セントラルパーク周辺だからマンハッタン島のアッパーイースト周辺を管轄する
分署(具体的には書かない)のポリスカーの後部座席に座るように言われた
後部座席に大きなボストンバック(恐らく救急救命キット等が入っている)があったので
それを後部トランクに仕舞いこみ開けてくれた座席にシートベルトを締めて座る。
 それからセントラルパークの公園内は探さなかったがその東部地区のストリートや
アベニューを夜間パトロールしながら探す。
 ここで参ったのが僅かだが窓を開けていて寒い寒い(前方後方両方)、私も一応ウールコートを着ていたがそれでは耐えられないくらい寒い、こうなると森羅万象男女共通老若男女
人間の一次的欲求 生理的反応が出てきたが、仕事とは言え一生懸命探してくれているのに
自分の事を優先して『トイレ行きたい』とは言いにくい(アメリカ人なら普通に言うんだろうが)
これは我慢に我慢を重ねる事になった。
 うんそれ以外にも面白いというか 日本の警察のパトカーに乗車経験は無いからしらんが
こちらはFMラジオをつけて音楽を流しながら走ってた、残念ながら地理なんか殆ど分からないしましてや夜間だから益々分かりにくい、何度か同じ所を通ったな~と思えたし
綺麗な商店街(高級)の前も通って 一瞬捜索を言う事を忘れ綺麗だな~と思った
しかし車から見ていてもそもそも私みたいな素人では発見なんか難しいけどね・・・・
 
 一度メット(メトロポリタン美術館)の正面に止まり、警官が一人降りて美術館に
入って行き警備関係者に聞いてきたみたいだが「NO」と言われたみたい。
 その時横にRV車が止まって女性が下りて来てなにやら話し込んでいたが 日本で言う
覆面パトカーみたいなやつだ、私服だからどうやら「刑事」らしい 警察組織 具体的な
捜査係とかそんな事までは流石に分からん 日本の警察なら多くの本が出ているけど
制服パトロールカー組みは『強盗班』「殺人班」とか区別無く初動捜査で広くするんだろう
とは想像つくが(トラフィックポリス*交通警察も全く別系統であるみたい)
 
 それからポリスカーが走り出し分署の管轄区域を走り出す、数十ヶ月前の話だし
一部順番とか前後してる可能性もあるし 忘れてしまってることもあるが
途中でコーヒーショップみたいな所で止まって 警官の溜り場になってるのかな
そこでも一人降りていってなにやら話し込んでいたが それが「捜索」に関わる事か
全く別のことかは分からなかった、その他にも走行しているときにトラックか乗用車で
何だったか忘れたが違反かなにかだったんだろうが 警官同士が何やら話しあったが
素通りしていった。
 
 それからもう一度メットに戻ってきて暫く停止して探していたがここまでで凡そ
2時間近く経過したが
「分署に行って詳しく話しを聞こう」と言う事になって 分署まで行く事に為った
そんなにデカイ警察署でもなく でっかいコンビニが3~4階建てになったくらいの
大きさといえば想像つくだろうか  佐世保市 内で該当する大きさのビルを書いてもいいが
 
でそこに連れられて入っていった EV で2階に上がり MISSING 担当の係長クラス
警部になるのな D さんとしておこう と女性刑事が 今回の担当と指揮官で
もう1人いたけど別のことをしていた
 
ここで見かけるのがホント映画でも見るバッジとか シグと言うのかなオートマチックの
拳銃これがホルスターからグリップ部分が見えるんだけど「デカイ」日本の警官が持つ
S&Wリボルバー5発とは比較にならない、あれを間近に見るだけである意味怖いね
 
留置場か何か分からないが 「檻」もしっかりとあるのだが
そこに鍵を差し込んだママはいいとして そのキーホルダーが人間の切断した手首とは・・
勿論ダミーですが。
 
 さて再度分署にて質問タイム ホテルでも聞かれたが「性別・服装・年齢・髪の色・
肌の色・目の色・身長・体格」等々パーソナルに関する質問から
「日本を出発したのは何月何日か」
NYC USAには何時到着したか」
「何処から(KIX)」
「何処に到着した(JFK)」
「どの航空会社を利用したか(CI)」
 多分 不法入国に該当しないかとかも考えてだろう管轄が違うけど入ってきたら別問題だ
NYCは初めてか」
NYCに来る前に立ち寄った都市はないか」
NYCに知り合いは居るのか」
NYCでは何処のホテルに宿泊しているか」
NYCの後に何処に行く予定か」
NYCには何日まで滞在するか」
USAには何日まで滞在するか」
NYCには何の目的で来たのか」
MISSINGに気付いたのはどこで」
「何時くらいに」
「それからどうした?」遺棄というか放棄して芝居を打つかもしれないからね
 
「現金は持っているのか?」
「カードは持っているのか?」
等々を聞かれた
 
 暫くすると 明らかにエリートらしき人物が来て「インスペクター」と
言ったから分署長も部屋に入ってきて警部から説明を聞いていた
時々他の人が入ってきてなにやら様子を見てるのは少々恥ずかしい
 
 で警察だけでも対応しにくい部分があるから 日本領事館に電話する事になり
電話したが時間外で 契約している民間会社の担当者が領事館の担当者に連絡するから
待ってくれと言われ それから領事館の担当者から「日本語が分かる日系二世の警官を
通訳で派遣する」NYPDの分署の警官の多くが出動して全力で対応しているから心配しないで下さい何かあったら連絡くださいとセルラーフォンの番号を伝えられた。
 
 等々の流れがあって
 写真を持ってないか?と言うからたまたまパスポートのコピーを
2人分(用紙が勿体無いから同一コピーしておいた)でAの分も持っていたから
それを元に「MISSING」として登録して手配した模様 これがパトカーなんかで
見れるんだろうプリントアウトも可能のはず(パトカーで)
それから 「今日着用していた服装で具体的に分からないか?」と言われたので
「ホテルにカメラを置いてきたが 館内で撮影した写真がある」
と話したら 「じゃ メールで送ってくれ」と名刺を渡され ホテルまで再度
パトカーで送り届けてくれた ホテルで(ホテルに来た時と同じ警官)
「心配するな 警察が全力で捜している 必ず見つけ出す」と言ってくれた
なんか取っ付き難いというか 結構恐い感じの警官だったがそういう優しい事も言うんだ。
 
 順番が狂ってるが分署の2階のMISSINGの壁に多くの顔写真が貼り付けられていたのは
ちょっと心が痛んだ 若しかしてAも・・・と言う心配と少なからずの写真が
「子供(女の子)」「若い女性」なんだよな・・・・・
 
 
 で ホテルの部屋に戻りカメラを見つけロビーにPCがあるからケーブルで繋いで
一生懸命 画像を選んで送信しようとアタフタしてると D警部と女性刑事がやってきて
「見つかった病院に居るから一緒に行こう」と言ってくれた、それから「覆面パト」に
乗車して ERらしき所に行った流石はパトカー一般車両進入禁止としている所に
堂々と入って行き救急車の隣に止めて、病院に入る
院内の構造は覚えてないが 廊下でストレッチャーの上に寝かされていた
怪我や病気ではなく「検査」「保護」の為病院に運ばれた模様で「体調は大丈夫か聞いてくれ」
と言われ その事を聞いて 警部に「大丈夫と言ってます」と伝えるとあちらも一安心
それから 医者が来て・・・そう アメリカで恐ろしい事は 犯罪に巻き込まれるのも
恐ろしいが 「病院で医者に見てもらう」事も「治療費の請求」が恐ろしいのだ
幸いにも医者は「今回は治療とかしてない診断しただけだから お金は不要だが
二度とは見失うな 次からはお金を貰うからな」と怒って笑って言われた
医者と病院のスタッフに感謝して出て行こうとすると 警部が 「外は寒い Aはコートを
着てないからこれを持っていけ」とシーツを体にかけてくれた「NYCからプレゼントだ」と
憎いね~ 覆面パトカーに乗せられてホテルに戻りサンキューと言って フロントスタッフにも無事発見されたと報告した
 
えっと パトカーで市内を回ったのが2時間くらい
分署で質問攻めが1時間30分くらいかな
ホテルに戻って色々してメールしたりして 病院に向かって戻ったのが1時間くらいで
合計で4~5時間だったと思う 
で 何をしていたのか?と聞いたら
「はぐれたからホテルに戻ろうと外に出て歩いたら道に迷った」と
で道を歩いていると 急にパトカーに囲まれ(赤色青色のあのランプを回転点滅)
台数は正確に覚えてないが5台くらいと言うから実際に稼動していたのはその倍以上は
探していたのか・・・・・・
「この写真の人物を知ってるか?」と聞かれたと 「自分です」と答えると
救急車も到着して 病院に運ばれたという 
 
 長々と書いたが とりあえずNYC と NYPD そしてUSAが益々好きになった