四十九「明日への遺言」邦画




四十九明日への遺言邦画 主演 藤田まこと ☆☆☆☆


 太平洋戦争中に時々あったことだが爆撃機(B29)等が撃墜され搭乗員が日本兵かまり捕虜として扱わず処刑したのだが、
史実で昭和203月に名古屋地方を襲ったうちの1機が墜落、アメリカ人搭乗員が日本で処刑されその裁判を扱ったもの


東海軍司令として恐らく東海地方の軍責任者だった
「中田タスク中将」以下20人くらいがいわゆるB級裁判にかけられた、A級裁判の戦犯でも殆どが罪を認めない中(重光外相だけは違った)、中田中将は罪と認めるだけでなく部下に対する全責任を負い、部下に対する

減刑を直接は訴えないが主張が認められ普通ならアメリカ人を殺した

当事者や最初に命じたものは死刑と相場が決まっていたが禁固1020年で判決が下り、講和条約発効後は釈放された(殆どの戦犯受刑者も適用) アメリカでは基本的に禁固刑で日本は懲役だな


戦犯裁判は勝戦国が敗戦国を裁いたから不公平とかいうけど、もし連合国側が裁かないと日本人は戦争犯罪者を自らの手で裁いたが疑問だ。