嗚呼ポピュリズム





☆イギリス メイ首相  四百八

日本では政府(とゲリゾウ)が女性が輝く社会だの(真意は働いて経済貢献しろ)
管理職に登用しろだの言ったりしたりしてるが、台湾韓国など周辺国でも民主主義の
発展度が遅れてるアジアでも女性の<最高責任者>が続々と登場して、イギリスは2回目
の女性首脳が誕生した。アメリカは今のところ大統領候補とは言え初の女性大統領の
手前まで来ている。

そして今回選出されたメイ首相は仮にEU離脱問題が無かったら直ぐになれなかった
かも知れないし、敵失も有った事で優位になった部分があるが日本で<初の女性首相>
と言われている女性は全てズッコケてることは見逃せない(小渕とか小池とか)
高市は論外で”ゴマスリの名人”とか実力以外での登用が目立つみたい。

そして今現在で<女性初>と筆頭で呼ばれてるのは<丸川>に様変わりで
単なるゲリゾウのお気に入りの極右コスプレ熟女”稲田”の名前が挙がらなくなった
そうだ、どちらにしても実力以上の現在の最高権力者のお気に入りというだけで
実力が無視されてる事はこれで”民主主義国家”?と呆れてしまう。
<気に入ってる>だけなら構わない、しかしお気に入りだから後任にと
”最高責任者”に指定するなんて大嫌いな中国共産党とかロシアとか
その手の国家と変わらない、日本共産党は否定するが中国共産党
肯定するのか?この辺が甘いし他党を攻撃する割にやってる事は
途上国の独裁者並み。



☆自民の勝利は右傾化も関係 四百九

 野党の力不足もあるし諸々があるのだろうが、メディアが指摘しない
要因はナショナリズムポピュリズムだろう景気なんて全く回復してないし
今後回復する事も無いし大多数の人には恩恵も無いのに”信じて
自民を支持したら期待できる”と思ったりしたのだろう。

安保法制が制定されると抑止力になると言った割に北朝鮮のミサイル開発は
加速するし、中国の進出は過激になるばかり。

「日本を取り戻す」(トランプの言うアメリカを世界一と同音だ)
「ミンシン野党が悪い」(オバマ民主党が悪いとトランプが言っております)
「景気をよくする」(雇用を回復する等々トランプも言っております)
で右翼的ポピュリズムは心地よい響きがするが”実行は不可能”で
赤字国債は無責任と批判しておいて結局は国債発行をしたりとか
責任問題が発生すると<新しい判断>で責任転嫁だ
(トランプも発言の責任は取らず責任転嫁)

「地方が成長の主役」とか「100,000,000総活躍社会」とかスローガンの連呼
ポピュリズムの典型だそうだ、死語だが「経済は一流政治は二流--今は両方2流」と
蔑まれていた日本が英国や米国のポピュリズムと無縁と思える
楽天思考が羨ましい(かの国より劣ってると貶されていたのに日本の
政治が優れていると思うほうが狂っている)
何度も書くけど安保法制など政府批判を封印し攻撃したり、選挙前に
支持層に30,000円ばら撒いたり、増税を延期していて社会保障
維持すると嘘ついたり。

右傾化とポピュリズムも酷いが一番の原因は「野党のだらしなさ」だろう
対案を出せと言われたら「もう経済成長はしない、増税社会保障の削減」
「高度経済成長の再来もない、旧来型の再配分システムは機能しない」とか
自民の否定よりも将来のことを言わなかったとかもろもろが有りすぎ。


PS 今では減少傾向にある"婚姻”つまり普通に言うなら結婚をマスコミが
   ”入籍”なんて古い概念--家父長制--に基づく用語を頻発するのも
   無関係ならいいのだが・・・