御用記者

攻撃は最大の防御に非ず 四百十九

正確に言えばその論証が出来てない、少なくとも太平洋戦争での日本とナチス
言えば”攻撃=侵略”と同義とすれば寧ろ大失態の大敗北だった。

他にも仮に有る程度の先制攻撃能力を保有できたとして(多分長距離巡航ミサイルかな)
当り前だが”撃ちもらす”とか”失敗する---米軍が公開するビデオ映像は成功している
から公表してるけど時々民間施設を誤爆してる”とか100%撃破する事は不可能で
(もっとも目標すら不明確)、撃ち漏らしたら200%報復攻撃が待っている

日米同盟は日本が”攻め込まれたら”共同で立ち向かうとしてるのだろうが
”日本が攻め込んでいったら”アメリカが支援するとは書いて無いのでは?
アメリカが無駄な戦争に巻き込まれてしまうし、在日アメリカ軍を日本の戦力と
してカウントされたらたまったものではない。

☆”お友達が嫌われてくる” 四百二十 
 オーストラリアの前首相やイギリスの前首相等々ゲリゾウの仲間と言われた
保守系の”最高責任者”がそれこそ潔い責任の取り方で辞職したりするなか
(新しい判断をしなかった)、残ってたトルコ大統領はクーデター後とは
言え強権過ぎると批判されるようになった(元々言論弾圧とかあったが親日
と言う事もありそして所詮他国外国だから余り報道されなかった)、インドの
モディは批判攻撃はされていないが”期待ハズレの幻滅”で経済改革とか
結局出来なかった模様。(知事経験者だったとして一国を率いる事は難しい
二世の世襲よりはマシかも知れないが)


たかじんがいないけどたかじん 井上和彦  四百二十一
 百田が書いた”美談風捏造本”の結末顛末判決はどうなったのだろうか
早く結論を知りたい、其れは兎も角”御用軍事評論家”が出演しているが
彼は本も出しているのか・・・それが殆ど”誤用”でスペックの羅列と
都合よい会解釈ばかりと言うのが情けなかった・・・・

あの人は海外での従軍取材とか米軍基地での取材とかしているのだろうか?

この人に限らず自衛隊の装備を紹介する本を書いている人の多くは
(そもそも出版される圧倒的多数は)自衛隊の兵器は世界最高水準と
礼賛している、しかしその実態はAH64Dは古いバージョンになるし
機体数が13機で実戦配備は6機。

井上和彦はLSTおおすみクラスに搭載して運べば島嶼防衛でも
有効としていたが6機しかないということは即稼動できるのは
2~3機しか無い上に、おおすみクラスでは車両格納庫しか無いから
露天係留になるだろう、そして海自機とは違い塩害防止の処理を
してないなら無事戻ってきたとしても相当なメンテナンスが必要で
殆ど役立たずになりそう。

この人の書くスペックとか性能は殆ど”都合の良いことだけ抜き出し”
<全体を通して>考えていなかった気がする、F15のネットワーク化も
あまり進捗していない模様なのにデータリンクとか全て完璧で
全機が最新鋭の情報処理機能を持ってると勘違いしているみたいだ、
90式戦車なんかC4Iの概念さえ持たず設計したみたいだし。

幸いにも日本に敵国の戦車が攻め込んでくる可能性は低い上に
目指してはいないだろうが”輸出”には程遠く正面装甲が幾ら強力でも
横から撃たれるとか不利な場合とかそこまでは考えがまわってないようだ
(側面にはアクティブアーマーを装備していないと思う)。
戦車は基本として”主砲の口径”と”装甲”がメインとなるんだろうが
それ以外も戦闘となると特に重要な”兵站”やメンテナンスの容易性等々
そういったことがネックに為りかねないことは指摘できてない。
(今の自衛隊兵站能力を求める事はAKBに歌唱力や演技力などの
 才能を求めるくらい難しい、そもそも燃料の備蓄とかも・・・・)