不思議


☆設計思想 五百五十七

護衛艦「あさひ」 あきづき型の対潜強化型ともいえるタイプが
進水したが装備は兎も角、端から<あさひ>をベースにあきづき型を
就役させてその目的に応じた艤装なりソフトなりを装備していったりと
できなかったのだろうか?ヘリ空母型にしても”最初から”<いずも>を
ベースに設計してコストを削減する為に個艦防御のミサイルを
外すとか逆にシースパーローを搭載とか、エレベーターも後部のは外側舷側に
取り付け甲板に穴を開けず大型の艦載機も運搬可能なタイプにしたが
アメリカの空母や強襲揚陸艦も基本的にはそのタイプだったのに・・・・・。
強襲揚陸艦のLHA5だけウェルドックが無いが海兵隊が不満を爆発させ
 復活したとかそういう変更は重ねられる余裕を持てばいい、LPDも
 当初のはステルス対策とか徹底したがコスト削減の為に建造するのは
 確か若干の設計の変更をしてる)

予算が無いと言うのは逆で<予算が無いから>設計コストを下げる為
そして大量建造は無理にしても冶具などのコストは確実に下がるし
建造に携わる造船所の作業員にしても同じ作業をこなすほうが
当然作業効率が上がったりコスト削減などには向いてる。

3000トンクラスのDE229クラスの後継艦艇をアメリカのLCSみたいに
モジュールで交換して「対水上」「対機雷」等々にその都度目的を変えて
出動させるみたいに言ってるけど「本家本元のアメリカが大失敗」してる。
結局アメリカ海軍は単一目的に固定して運用する方針に転換した
其れにしては高額すぎるフリゲートタイプだ。

結局国家戦略としての「装備開発保有そして運用」まで考えきれず当然
上が無いから下も戦略とか思想もないのだろう・・・