歯牙にもかけられず



☆最後の守り手 五百七十六

イギリスのEU離脱に始った(と言われている)西側民主主義国家のポピュリズム
席捲、欧州では野党とはいえポピュリズム政党が熱烈な支持を集めオランダや
フランスでもその躍進が脅威となって、日本の宗主国であるアメリカに至っては
影響力も巨大な国家なのに強烈なポピュリストが大統領になる。
そういった流れにニューヨークタイムズがドイツメルケル首相を「民主主義 自由」
の最後の守り手と評した、本人も否定したし絶対的な価値観とは思わないが
少なくとも一部のリベラリスト達にはそう思われているのかという参考になった。

つまり<国際情勢>からしたら幾ら<我が党は強行採決を考えた事も無い>とか
自由民主主義を尊重する>とか口先からは出てくるが実行が伴わないわが国の
最高責任者に関しては<全く期待もされてないし評価されてない>と言う事だ。
(民主主義 自由の守り手としては)
本当に憲法を尊重するなら<組閣ごっこで国会議員でない”お友達”とあの
階段で写真撮影はしない>と思うし、イチイチ指摘するまでも無い数々の
愚行なんかやりたくてもしないだろう。

「BRIDGE OF SPY」でトムハンクスが演じる主人公が
アメリカ人がアメリカ人たる所以は何か?>とCIA職員に質問して
その職員の答えを否定し<個人ではあるがアメリカを代表する-
法律家としての見解を述べる>シーンがあるが、その台詞が当に
アメリカにも当てはまるし<日本ではと置き換えると日本人が日本人たる所以>
にもなるがわが国の最高責任者が単一国籍で日本国籍しか所持していなくても
二重国籍者よりも酷い売国奴的な行為に手を染めまくってる
パラドックスも情けない、二重国籍者だと危険だとか言っていたが
日本国籍のみしか所持してない人間が遥かに売国奴だった。
(トムハンクスの言葉が正しければそもそも最高責任者が日本人では
無いと言う事になる--法的ではないが)

ちょっと脱線したがイギリスやアメリカのポピュリズムを批判したり
笑っている場合か、既に大阪市大阪府では導入済みで沖縄で土人
差別発言をしても批判されず擁護や慰労される始末(差別もポピュリズム
構成要件)、ましてや痛みを伴う改革-増税などは大反対するし政治家も
導入できてない等々ポピュリズムの条件を既に満たしている事に
メディアは気付いてないのか気付いても指摘できてない。
(東京都の小池知事がポピュリズムか否かが今は不明、手法は典型的
そして”大した実績を挙げない”のもポピュリズムの典型例で更に更に
批判されるとパワーアップする--ハシゲが分り易い--まあ東京都が
どうなろうと知った事ではないけど)