無駄金

☆価格 648-3

最近の北朝鮮の狼藉に対して日本も核武装をするべきだと
平和ボケ気味のネトウヨが騒ぎ出した、核兵器保有が狼藉で
国際社会に対する挑発だと言いながら同じ事を日本が真似して
他国がどのように受取るかまではとても思考が及ばないのが
ネトウヨネトウヨたる所以であるが此処ではそれには触れない。
(国連常任理事国入りが現状でも不可能に近いのが100%不可能になると
絶対に必ずや断言し関っていたら辞任すると丁寧にお約束する
でんでん、も考慮しないとか指摘したら数限りない、まあ99.99%の
 違いと100%の違いだから実質的に同じだと認定してるのか?)


Ballistic Submarineを導入しろとの主張が多いので其れでヒットした
ブログを見ていた。

Attack (Hunter) Subでも原潜の導入が自衛隊に必要か
自衛隊が希望するかとなると運用側は別に必須条件とはしておらず
艦艇用Nuclear Reactorが開発可能かとも諸々の疑問はあるが
アメリカ製を導入輸入するという事で解決しようとしていた。
10年前のブログだったからオハイオ級が1隻約1,900億円としていたが
 仮に現在購入しようとしたら最新機器の導入などで価格上昇する事等は
 過ちではなくその時点の”アメリカでの”納入価格の推定としては間違えではない。
そう賢い人は既に気付いたと思う、アメリカでの納入価格と言う事は輸入に関し
レートがあるので調べてみたら当時もドル円は120円程度で大差は無かった。

”国際情勢”に詳しくても知ってるかどうか知らないが有料チャンネルで
そのなかの番組に結構有名な雑誌系のドキュメンタリーがあり
(これで十分ヒントになってるから分かると思う)
ミリタリーのドキュメンタリーを時々放送していて
その中ショップチャンネルでもないが費用がTwo billion dollarsと解説し
0120―828―828とまではテロップを入れなかった、
20億ドルのレート120円で2,400億円なりと言ったところが日本円換算の
アメリカでの納入価格”である。

そしてライセンス生産をしろだの輸入しろだと書いていたが、その時点で
コスト上昇する事を考慮してなかった国内生産すれば人件費やライセンス料や
FMSでアメリカ製兵器は”現地価格の”凡そ1.5倍から2倍に跳ね上がる、
そう2,400億円では収まらない3,600億円~4,800億円が当時のレートでも
掛かるこれが現在の技術となれば5,000億円も決して夢想じゃない
(寧ろ5,000億円以下で建造できない可能性が高そうだ・・・)

そしてSLBMも輸入して~~~でトータルコストを原潜3隻程度と
ミサイルも72発かなそれらで2~3兆円程度とお花畑計算していた
そう輸入でもFMSでもライセンスでも全て価格が跳ね上がるシステムを
どういうわけか故意か過失か見逃している、そうなると3~6兆円だ
しかも原潜+SLBMだけが有れば大丈夫とお花畑が開花してるけど
核ミサイルの発射命令の通信システムや大規模な設備(核攻撃に耐えられる
システムや設備)の並行した導入にまでは触れてないのがFLWOER
GARDENを頭の中で埋め込んでいる兆し、乗組員をどうするか?
現状の通常動力潜水艦から異動するというクレージーな発想までしていた。
(恐らく通常動力潜水艦の削減だろう)

そして日本の狂った財政赤字を全く考慮せず”たった2~3兆円”程度
の支出としか思ってないのがこの手の主張者の主義なのか信条なのか知らないが
昨年度で58兆円にも届かない税収で実質5~6兆円(厳重な警備システムはもちろん
導入したら維持運用コストが跳ね返ってくる事まで”全体を通して”
見ないのが通常業務か義務と思ってるらしい、不要なのは軽油などの
オイル系燃料費だけで核管理はコストが掛かる核弾頭の整備維持開発を
継続するのにそれこそ”もんじゅ”程は不要だがアメリカですら
予算的に困難な状況が続いてるトランプも結局は口先だけだった可能性が高い
発電所だけが厳重で其れより遥かに破壊力がある核兵器の保管を発電所より
簡易に済ませることが可能なのか?)
は必要な核ミサイルが本当に必要なのかは大いに疑問だが。


アメリカがネットショッピングみたいに簡単に売ってくれるとの前提が
凄まじく疑問だし<安保法案の嘘吐き”抑止力”>をボケ老人より
素早く忘れてまた”抑止力”という発想は情けなく説得力に欠け
控えめに言っても惨めな主張。安保法案での抑止力が効いてるなら
北の挑発は止んでるのですが・・・・国際情勢に随分詳しいらしい
ネトウヨ達は国際情勢を鑑みて主張していたと思うが、未だその
全く役立たずの宝籤より外れる国際情勢分析を振り翳すのだろうか・・・・
自分達が国際情勢と言えば言うほど<俺たちは無能だ>と公言してる。

一部を切り取って全体を通して考えられないか考えないのか不明だが
仮にアマゾンで核兵器原潜が購入できたとして、それらの訓練から
実戦配備し完璧に運用できる頃には/多分10~20年はかかる・・・・・
(核管理システム発射システムの取得は1年では無理)
日本の総人口が8000万人を割り込み、かつ高齢者が2000万以上
(75歳以上から更に80歳くらいまで定義を変えれば減るかも)
国債の利払いと還付で四苦八苦状態のはずで果たして
必要とされる存在だろうか?AIが人間にとって代わっても代わりに
オシッコまでは出してくれない/特に高齢者。


PS 何故この手の正面装備と言われる武器兵器だけしか考えきれないかが
   疑問の1つで情報戦や諜報戦などのインテリジェンスや軍事でも
   兵站とか自衛隊の弱点と言われる部分を強化しようという発想を
   する人は皆無に近い、使えない使わない兵器に使う予算があれば
   本当に必要な装備に振り分け強化していくほうが遥かに有利に
   為りそうなものだ、狙撃銃を例にすると諸外国はセミオートに移行してる
   のに自衛隊はボルトアクションに固執してる(そもそも狙撃手自体が
   陸自では導入が遅かった)実戦経験が無い自衛隊の思想と経験豊富な
   西側諸国のどっちが有用かは言うまでも無い。

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