しょせん 日本人の分析


☆佐藤 優 七百九

元外務省の職員で国策かどうかは知らないが鈴木宗男と纏めて捕まって
臭い飯を食った人が未だに<海外情報分析のプロ>として重宝されている。
確かに外務省在籍時には才能資質が有って異例の抜擢とかされたみたいで
それ相応の活躍もしたみたいだが、今は所詮民間人で極少数のツテは
有るかもしれないがロシアとの関係にしても寧ろミドルマンとして
日本メディアとロシアの接触を手伝う(事が可能なら)それなりに
役立つかもしれないが、もはや日本の大手メディアと比較しても
公式非公式に接触できる相手は寧ろ少なく(例えインタビューだけにしろ
オフレコとかそれこそ一般人が入手不可能な情報に接する機会は
大手メディア関係者とは雲泥の差がある)、海外のメディアの伝える
情勢とこの佐藤の分析は全くと言って良いほど異なる、それでいて
日本メディアはこの佐藤の分析見解が海外情勢に関し正解の如く
掲載するから一部の日本人はそれを信じ込んでしまう可能性がある
しかも丁寧にも佐藤は海外メディアは間違えていると書くんだから
・・・・いやあんたは確かに優れていたかもしれないがやはり
現場を離れたとかブランクがあるとか相当なハンディーがあり
あまり役に立ってるとは思えない。

アメリカ大統領選挙中で日本国内での報道とアメリカの報道でも
選挙予測に関しては両方間違えたが、実態を伝えていたのはやはり
アメリカの報道で(そりゃ当り前で日本国内の報道を正しい分析か
どうかは別にして実態が分かるのは日本メディアに分がある、冷めた見方
をしたりする事が可能なのは海外メディアという場合や客観的あるいは
遠慮なく批判することも可能と言うのもあるけど)

ロシアに関して起用するのは仕方ないがそれ以外では寧ろ
海外メディアの紹介や現地在住の教授などの専門家に聞くほうが
よほど正確な記事が読めると思える。