GOOD KILL


☆今やアフガンの国鳥はドローンである 七百九十

映画「GOOD KILL」でドローンの飛行隊長の中佐が述べる言葉だ
この飛行隊長はアメリカが持つ軍事的価値観と言うか軍事的戦略、思考の
代弁者みたいな役割もあり<オレ様感をもろ出し>で次々に凄い事を言うが
たまには軍人の個人的感覚を呼び覚ましCIAの指示に疑問を挟むがあっ気なく
却下される(因みにCIAで殺害の許可を出せるのは長官か副長官クラスのみ
ケースオフィサーの独断で暗殺とかは出来ない/護身は別)

家庭の問題やF16での”実戦経験”を持つ貴重なパイロットがドローンパイロット
になった苦悩とか色々描くが一番の見所はコンテナを改造したBOX内での
ドローンの運航運用シーンだろう、全く別の動画でも僅かにドローンの運用
シーンがあったがほぼ一致(RIFLEとか用語諸々)していたので
機密以外は相当実態に即してるのだろう(タイムラグがある中でどうやって
照準を合わせるか/画面上で合わせても実際にドローンにコマンドが届くのに数秒掛かる)

随分脱線したが先日韓国で北朝鮮のドローンがまた発見された
ライブ/ダイレクト送信は出来ないみたいだが侮ったり笑ったり出来ない
自衛隊の現時点でのドローンの配備状況はお寒い限りで農薬散布ヘリを
改造したタイプは所詮自衛隊の発想で”6台もの支援車両が必要”で
その割に高性能とまでは言えない(しかも保有数が極端に少ない砲兵の
前線観測が主目的としても)
イメージ 1


北朝鮮は汎用商用品を転用して日本の感覚からしたら相当低価格で
製造しているはずだ、大学での研究で軍事技術に協力するかしないかで
特にしないと拒否する側を保守系の雑誌などは相当バッシングしているけど
北朝鮮みたいな発想で良いのに<超高性能>を求めるから駄目なんだけど
アメリカが実戦投入してるのは偵察どころか<プレデター>でそれこそ
殺人マシーンみたいに遠隔操作とは言え殺しまくり(民間人も)だが、
それは例外としてもミドルパワー程度の国さえ実戦に投入している
(へロンやレイブン)ネットで探してもタグやタイトルにそれらが
含まれないと見つけられないだろうが、公開している動画なんか見ると
分隊~小隊規模程度でも利用している(海外派兵だから優先配備利用してる
のを除いても)しかも”発進失敗”=墜落とかそれらを隠さず
配信するのだから恐れ入る。墜落も見込んで予備機も持っていたはずだから
(その程度が予見出来ない軍隊は簡単に敗北するだろう)自衛隊みたいに
超高額高性能を極少数配備というのでは直ぐに不足しそうだ。
レイブンを配備している国は100機単位で導入しているみたいだから
その点でも自衛隊の30機とか<常識外れの役立たず、所詮実戦経験がない
軍隊>だと思える。


そして脱線した話に戻るけどアメリカみたいにドローンの大量配備を
したらしたでそれでまた別の問題が出てくる、アメリカも其処は
それなりに対処しようとしているが簡単ではない。