日本もアメリカに負けない

バニラエア 八百十

西部劇でお馴染みのシーンと言ったら人それぞれかもしれないが
駅馬車にインディアン-ネイティブアメリカン-が襲ってくる>
<早撃ちの決闘><汚い酒場>等々
他にも<馬で生きたまま引きずり回す-処刑>がある

流石に飛行機内だから馬で引きずり回す事は不可能だがユナイテッド航空UA
TSAだったか警官だったかを使って乗客を引きずりまわした、未だに西部劇
みたいな荒っぽい事をしていたのかと驚いた。

お陰で株価は急落で数億ドルの損失に為ったとも言われてる
搭乗を変わってもらう人に100万ドル(1億2千万円ほど)出していても
そっちの方がよほどイメージ低下と株価低下に比べると
マシだったと後から指摘してやる。

このときの騒動を見て日本では有得ないと何時もの<日本ホルホル>論が
ネット上で見受けられた<コンピューターで計算された需要予測が正確>
だからと・・・・しかしそれでも完璧ではなく全日空で年間5000席は
オーバーブッキングで搭乗便を変更してもらってるそうだ。
つまりゼロではないアメリカの場合はサービスなんか考えもしない国柄で
あることを差し引いても<年間利用者数が日本の数倍>だドメスだけでも
日本では起こりえないのは<警官を呼ばない>からに過ぎない。
アメリカの記事を読むと日本で言われた問題とはかなり
違うそして深い指摘がなされていた。


さて酷い扱いにおいては他国の事を言えない負けてないのが日本の
実態なのに問題が発生すると途端に<障害者が悪い>と責任転嫁
するのも日本の酷い部分だ。幾らLCCとは言えバニラエアの
障害者の差別的な扱いはUAの事を笑ってられない
(しかし日本は凄いですね 世界が驚く日本 日本人は親切
 日本人は優しいと都合の良い事に関しては都合よく受取る)

若しかしてと思ってネットを見ていると障害者が悪いと言う
コメントが少なからず見受けられる。障害者にも移動の自由は有る
必ずしも予定を早めに立てて事前連絡を済ませられるとは限らないし
(事前購入が安い場合は兎も角)
そういった特別扱い(差別的扱い)が嫌いだったり面倒だったりで
意外としない人もいるそうだ(駅での列車の利用とか、補助版みたいなのが
ないと乗り降りし難い、車椅子の人に常に介助する人がいると限らない)

自分が病気や事故で明日突然に障害者に為る可能性だって十分有りうる
その場合世間から冷たい目に晒される社会をネット上で障害者を
責めてきた自分が作り上げてしまったことを悔いても手遅れで
自分で自分をわざわざ苦しめる結果に為ることに気付いてない。

自衛隊を海外派遣し駆け付け警護が頻発する時代になったら
残念ながら<死者並びに障害者も比例して増えていく>
その場限りでは戦死者や負傷隊員に関して礼賛されるだろう
しかし航空機に搭乗する際や列車に乗る場合にわざわざ
自衛隊員で戦闘の後遺症で障害者になったと説明する人は
いないと思える(つまり差別と批判に晒されかねない立場に
簡単になりうる)そのような社会を招いたのが他でもない
自衛隊を礼賛するネトウヨだというのが痛烈な皮肉だ。