未だ陰謀をいう奴もいるが



アウシュビッツ裁判 八百七十

WWⅡ終了後70年の2015年前後に多数製作された
ナチスアウシュビッツアイヒマン裁判関連のDVDをお盆に3本見た
(半年前に数本見てはいた)新作で340円で見るかその75%OFFに
該当する価格に為るのを待つのが正解と
言えるかどうかは知らないが私は基本的に多作を見ることをポリシーに
してるから1本しか見ないか同じ価格で4本見るのを選ぶなら間違いなく
後者である(10本レンタルだと2週間借りれるのもある、よって必ず
10本セットにするという本末転倒気味にもなってる)

普段は出典を明記しないがこのアウシュビッツ裁判に関った
検事総長<フリッツバウアー>に関して調べてみたがマトモなのはなく
ドイツ語のウィキが飛び込んできたが流石に分からないので他を探すと

立命館大学法学院研究科での講義を基に
「本田稔 朴普錫の連名で(ドイツ人、バウアーの研究者)
イルムトゥルード・ヴォヤーグ論文著書
<フリッツ・バウアーと1945年以降のナチス犯罪の克服>」
という共同翻訳の資料が23枚のPDFで見れたので感謝も込めて明記しておく。

このPDFを読むとアウシュビッツ裁判の経緯とこれらDVDの内容は
凄まじい乖離があり(ドラマ部分を除いて)アウシュビッツ裁判は
ナチ犯罪者を裁いたという印象があるがバウアー検事総長
別の2つの観点から進めたという事が書いてあった、PDFでは
触れてないが映画ではそれとなく触れる点もあるがそれは
歴史的には無関係な話。23ページにも渡る事をブログで
解説するのが不可能不正確になるからそれ以外も敢えて触れない。
(3ページが出典 5ページが解説で本文は15ページ)


ドイツは自国で自国民を裁いたから反省をしたというのも
確かに事実だしネトウヨがドイツを憎む理由の1つで
日本が反省してないと言われる所以にもなってしまってるが
ヒトラーヒムラーは自殺したから裁きようが無い上に
戦中に死亡した高官もいたりしてアイヒマンアウシュビッツ裁判等で
裁かれたといってもせいぜい<中間管理職>が実態で(所長は敗戦後に拘束
分かり切った判決でハンギングされ首以外を支えた椅子を蹴っ飛ばされた)
首謀者最高責任者までは裁ききれなかったのが現実。
安倍FUHERE や菅グッペルズに萩生田ボウマン 世耕ヒムラーも同じ
運命を辿るのだろうか・・・・・・・
ゲリゾーユーゲントが<安保法制成立良かったです>という恐ろしい
時代が復古してるぞ・・・・・
そしてネオナチではなくネトウヨが大量発生して反論を許さない社会も
出現してるし。

検事 ヨハン・ヘスケル=若き近衛兵
 原題「IM LABYRINTH DES SCHWEIGENS」
ドイツ語を日本語に翻訳すると「沈黙の迷宮」が適当

 英題<LABYRINES OF LIES>
 邦題< 顔の無いヒトラーたち>2014
という映画DVDでは検事総長を支えた若手検事を描くが
2人とも正義感に溢れ立派だったというのは共通点だが
(ヨハンは相当強気というか曲がった事が嫌いというタイプだった
 みたいでそれを示すエピソードを2つのDVDとも描くがその点だけが
共通点と言ったところか)かなり異なる描き方だった。
このヨハンを描いた映画のヒロインはドイツが世界に誇る美人女優だった。



PS 史実と映画が実際と異なるのは仕方ない5年10年スパンを
2時間に収めるなら必然的にそうなる。ただ無かったエピソードの
挿入などは不要、ドキュメンタリーみたいに難しくすると興味を
もたれなく為るから難しいそうだ(映画ドラマでもこのジャンルは
マスを対象としてない)

アウシュビッツを否定する奴が未だいるのか・・・・
仲良く南京虐殺も否定する傾向がある、数に関して疑問を唱えるのは
マシなほう(私も中国の最大数は有得ないとは思う)