モンテーニュ曰く

北朝鮮の漁船 九百八十四

11月くらいに秋田等の日本海岸沿いに漂着したりした
漁船や乗組員が何人かいて報道されている。

カメラマンの宮嶋は好きなのだがそれらの写真を撮影して
新潮に掲載して<工作員>だったか<密航者>が疑われると書いていた。

ネット上では<工作員説>が陰謀論の如くジワジワと燻り出してきた、
工作員ならば<一定の訓練や知識そして支援組織や機器を与える必要が有る=金と時間が掛かる>
今の北朝鮮がミサイルと核に注力していてそれ以外には金が無い状態で諜報戦を
仕掛けるか?(サイバー戦もやってるみたいだが金策の側面も有るのでそれは継続するだろう)

そして仮に工作員だったとして<途中で沈没するようなドロ舟ならぬボロ舟>で
波の高いこの時期に<人間風船爆弾>みたいに運任せの漂流でINFILTRATIONを
行なうだろうか?(到達前に死んでしまうとはWWⅡで日本陸軍がフィリピンなどに
輸送船で兵士を送り込むときに潜水艦でボコボコボコに沈められ酷い場合は半数以上の
人員が到達出来なかったのと同じ、作戦に必要な最低の要員さえ/例えば
Aは○○を破壊Bは○○を破壊・・・みたいな計画が無駄に為るしそれまでの養成に
浪費した時間と経費の無駄に為る幾ら人命を軽視していても戦闘での消耗以前に
要員が不足したら元も子もない)日本語が全く喋れない日本での工作員は怪しまれるので
かなり語学力も研鑽した筈でそれが全て無駄になり<溺死>した”工作員”が余りに
気の毒だ(日本語が出来ないと目的地へたどり着けないし決行までの日常生活も
送れない”工作員ツアー”として現地ガイドがいるなら別だが、通常は接触は限定する
1人でも逮捕された場合に芋づる式に繋がりから拘束されるので)
カミカゼ特攻と同じだな養成に時間と金をつぎ込んだ挙句に人命を
捨ててしまいますます戦況を悪くしていった日本を真似てるらしい
カミカゼの成功率は/撃沈とかどう捉えるかにもよるが、視力検査並みの
数値でしか被害を与えてない1.5%とかそういう低い確率、これがまた
日本側の都合良い大本営発表の数値で大戦果と主張する奴がいるのが
信じれないアメリカはしっかりと公表してる/当り前だがアメリカは
恐ろしいくらいに分析もしてる)


↑書いていて思い出したWWⅡのガダルカナル島日本陸軍が戦闘する際に
 この戦線には1個連隊を投入こちらには1個連隊を派遣してるから人員は不足して
 無いと東京の机上の空論では信じ込んでいたが(アメリカ軍はそれを上回る兵員数
 だった事は後の祭りでそれは別の話)、実態は上記のように海岸付近で空爆されまくり
 半数しか上陸できなかったとか、上陸できても装備がなかったとか装備があっても
 空腹と悪路で戦線に到達出来なかった兵士が多数で1個師団の兵力といっても
 実際は殆ど戦えなかったとか悲惨どころではない犯罪並みの計画と
 実態の乖離があった、しかも兵力が足りないとか武器弾薬が不足してると報告すると
 ”精神が弛んでいる”と精神力で解決しようとしていた・・・そいつらが
 戦後反省しなかったのも今の日本と同じ失敗だ。


そして本気で侵攻を考えるなら<ネトウヨみたいな素人探偵団>すら気付く
馬鹿げた陰謀的INFILTRATIONで発覚してしまい水泡に帰す方法を取るだろうか?
先に書いたは私の回りくどい表現で要は<コスパ>が余りにも悪く
オンボロ漁船でこない、戦時ではないのだから堂々と飛行機なりで安全に
日本に来る方法があるのに・・・・・・・・・・・・死ぬより格段に旅費が安い
10万の旅費をケチって恐らく数十万~数百万は要した経費を無駄にする事はしない
戦争戦闘になれば例えば空自のあのレーダーサイトは潰したいとか明確な
標的など設定して攻撃する、漁船で日本に漂着できるか出来ないか綱渡りでの
攻撃はしない(攻撃に失敗したら自軍の損害が大きくなったり計画が狂う)
軍人の養成にも金と時間もかかるが工作員SPYの養成も同じで
むしろ求められる資質というのはSPYの方が厳しく(CIAエージェントに簡単に
なれないのを考えれば想像つく)逆に低レベルのスパイを送り込んでも
死亡するだけなら兎も角相手国に発覚したり下手をすればゲロしてしまい
洗いざらい拷問をせずとも告白してくれるので簡単に失敗する。


不審船と報道してるが・・・どうみても残骸で船の形態すら
残ってなかったり僅かな言葉使いだが恐怖を煽ったりするのも悪い
韓国大統領がトランプとの会談で長く時間を取ったら
「強引にねじ込んだ」とか・・・外交とはそういうもの。


密航?だったら何故上陸して直ぐに逃げなかったのか?
普通は手配師が待ち構えていて車で送り迎えするのが密航だ
携帯も有ったと思う通信手段を確保しないと連絡出来ないから。