家が炎上よりネット炎上がまし、パイロマニアック


原題<PYROMANEN>=放火
邦題「パイロマニアック」2016NORDISK FILM
ノルウェーPYROMANIAACは放火魔 98分

1/3週間前
3/職
4/消火
5/疑い
6/過去
7/目標
8/聴取
9/仲裁
10/最悪なこと
11/連行
12/確信

1978年にノルウェーの田舎町で実際に発生した父が
消防団長で19歳?の消防団員の息子が犯した
連続放火事件を描く。
私はタバコを吸わないから(葉巻もハッパも電子煙草も)
ライターマッチを持ち歩かないのに時々
<あの人に火をつけられた>と謂れの無い事を言われる
何でだろう♪(死語)と不思議に思ってると
<ハートに火をつけられました>と芸人のネタみたいな事。

犯したと言えば現役総理大臣のダチ親友でスシ友
総理ご馳走様でしたで有名な山口敬之は女性を酒に酔わせ
強引に犯した、罪刑上は準強姦だが世間一般では強姦で
強姦魔(レイプ魔でも女性の敵でも良い)が通用する、
被害者が告発したにも拘らず映画のようには逮捕されず逆に
忖度や圧力など周囲が蠢き逮捕を免れた。
それ以外にもぺジー屋という未だスパコン固執する企業で
助成金を騙し取り高級ホテルを事務所にしていた事を
指摘されてる「ぺジー屋ソチも悪よの~」
「そういう安倍総理のダチ親友で準強姦でも
逮捕されなかった山口敬之様もへっへへへ」



多くの犯罪者の傾向として人格障害や共感性の欠如を
持ち合わせていると思われる主人公ダグ(或る国の
最高責任者にもその傾向が有ると正しく指摘されてる)
郵便局での勤務時にあそこは空家だからと勝手に
郵便物を捨てたり、祭りで子供向けのイベントに挑戦し
失敗しても並びなおさず再挑戦し後ろに並んでいた
親から非難される。同級生の女性2人と湖で水遊びをし上がった時に
「火事になったら何を持ち出す?」と聞かれ「何も」
と答えると別の女性から「成績表じゃない?」と言われる
「成績がよくその気になれば何でもできた」と学校の成績は
良かったと示唆してる。(もちろん知能が劣る犯罪者も
少なくないし、彼は消防団員活動以外でも放火魔が
火災現場に舞い戻る鉄則を愚直に守る部分など
その欲求を抑えられない弱さがある)そしてそう言っ
た褒められた事を独り言を繰り返したり隣人に
「夫が褒めていた」と言われると数日後に
「この前の言葉が分からない」と聞きに来るなど承認欲求を
抑えられない行動をする
(誰しも褒められてたら嬉しいだろう、仮に彼が放火魔でなく
普通の人生を送っていたらなんら問題が無い行動)

ダグがチョットしたことで叱られるとか文句を言われた後に
放火する流れと為ってるので鬱憤晴らしで放火しているのか、
それとも炎に対する執着みたいなのがあるのか、
消防団員として活動し消火するのが嬉しいのか映画では台詞が非常に
少なく分かり難い(この映画の面白さと不気味さでもある)
消火活動時には自分の放火だと大事な事を忘れ熱心に活動するし
新聞記者が見慣れない人物だから地元住民(若者)に
怪しまれ取り囲まれるとそれを仲裁する正義感が
あったりその精神構造が分からない。
子供時代は父親を手伝いそれに憧れていた事を描き、
父親に憧れていた事を言ったりする。

中盤で母親が息子ダグに煙の匂いがすることから怪しむが
何も言えない、そういう母親の態度が(演技)で描かれる
物証を父親が火災現場で見つけほぼ確信するが言えない、
ついに放火現場を母親が目撃し父親が自首をするように言うが
何食わぬ顔で食事するダグだったので隣人を通し警察に
連絡し逮捕される、安倍みたい悪人でもわが子を
逮捕されて喜ぶ親は少ない筈で、
その意味では当り前のようで父親の取った行動は立派だ。
警察に連行される車の中の息子ダグにセーターを渡し
号泣する母親、そして警察署では最初は否認するが
安倍総理のダチ親友でスシ友の山口敬之は強姦した時に
避妊しなかったと思われる)、
刑事に犯人は頭の良いやつだと指摘され直ぐ犯行を認める。

ラストは両親が放火で家を焼かれた老夫婦に謝罪に行く、
父親だけが挨拶をするが母親は車から出なかった、
耐え切れずに出て行き何処かへ行く
(この行動が何を暗示し示唆してるのか分かりづらい)
家族がバラバラになるのか?日本みたいな閉鎖的陰湿農耕民族
とは違い西洋的価値観では<共同責任連帯責任>は無く
家族も悪いと凄まじいバッシングはそこまで無い
(もちろん事件の性質によるしある事はある)
ノルウェーといえば<豪華刑務所>でも有名な比較的
犯罪者にも寛容で<罪を憎んで人を憎まず>の国だから
余計に分かり難い。個人の独立というかアイデンティティーが
確立しているから親は親で子は子の別人格と普通に正しく認識。

PS 火災シーンのVFXは本物と見間違う。