福田事務次官セクハラ辞職記念レビュー スタンドアップ


 財務省事務次官セクハラ辞職記念レビュー

原題<NORTH COUNTRY>
 邦題 スタンドアップ アメリカ 

ノンフィックション

1970年代にアメリカで実際にあった炭鉱での集団セクハラ訴訟の物語。
この裁判がアメリカ初のセクハラ訴訟で原告側女性も勝訴して
最高裁まで行ったのかな?)アメリカ流の莫大な賠償金が確定し
企業などが対策を取るきっかけとなった事件。

 夫の暴力から逃れ子供二人と実家に戻った女性(シャリーズシェロン)が
美容室で働いていたら高校時代の友人に出会う、炭鉱労働者(運転手)
として働き収入が良いから働かないか?と誘われ
炭鉱で働くが、男性社会だったので差別される、卑猥なことを言われる、
落書きされるしまいにはレイプされそうになるので遂に会社を訴えるが、
仲間と思っていた女性も会社が怖くて証言を拒否したりするし、
父親(リチャードジェンキンズ)も
炭鉱で働いていたのではじめは娘を許さなかった・・・・・・・
他の映画でもそうだが内部告発者が保護されてないのは今の時代もそうだから
この時代ならもっと酷い(厳密に言えば内部告発ではないと思う)
普通に考えて資金力で企業が雇える弁護士の質と量VS労働者が雇える弁護士ではどちらが有利かは分かると思う、幸か不幸か稲田朋美みたいに
弁護士としても最低最悪無能な奴が企業側なら有利かもしれないが
(大臣としても自民党としても自衛隊としてもお願いしたくない)

ただ企業や周囲から冷たい扱いをされた時に最後の最後に守るべきは家族で
あり娘であるので父親も態度を変え協力しその意味では家族も描いてる。

最終的には原告勝訴でセクハラ防止を企業が取り組まなければ為らない定られるきっかけとなった判決に繋がる(終盤はかなりぶっ飛び省略し
エンドクレジットで勝訴したと流れた、裁判だから数年に及ぶから仕方ない)
ネトウヨがこの時代に生存して存在しているなら裁判する方が悪いとか
何故上司に訴えなかったのか等何時もの<強いものに弱く弱いものに強い>
ネトウヨ流(産経新聞流でもある)の惨めで哀れで情けなく失笑したくなる
ような意見をしていた事だろう。

日本は未だにセクハラは被害者が悪いと勘違いの批判がなされるが
アメリカでも40年ほど前は今の日本と変わらず逆に言えば今の日本は
アメリカより40年遅れてるとも言えるが女性が批判されるという筋違い
が罷り通っていた。

財務省のセクハラで擁護者の主張で惨めな事が2つある
1つは<報道しなかった朝日放送も悪い>確かにその通りなのだが
責任転嫁でありそれは逆言えば<セクハラと認定してる事になる>し
<そのような事になった前事務次官はもっと悪い>のであり
原因と結果の取り違えをしている(もちろん握りつぶした上司も卑劣だが
セクハラが全ての発端となってることを何時もの素通りで見逃し三振)
2つ目は陰謀論で拡散してる<ハニトラ説>
確かに日本が平和ボケをしてることを普段唱えてるネトウヨなどが
フラワーガーデン満開で主張してる,wikiで検索してみよう
<ハニートラップ>が何たるかを。一般的には諜報用語であり
普通はハニトラとは気付かないのがハニトラでもある
今冬に日本海北朝鮮の木造船が多数漂着した際にあれを
工作員>とまるでUFOを発見したかのように騒いだのも
ネトウヨでありスパイでないのをスパイと思い込むのが
義務とでも思う妄想気味の奴等が記者をスパイと言っても
その集団に所属するアホ以外は信用しないだろう。
(スパイがスパイと発覚するのが1番の失敗)
それともネトウヨはそんなに諜報関連で優秀なら
率先して監視任務に自発的に就けばいい日本海周辺とか
沖縄とか心配なんでしょう?
地位に恋々としがみついた元事務次官が「全体を通して見れば」と
ネトウヨ用語を知っていたのにも驚いた、掲示板でレイシスト発言を
繰り返してる可能性もある。
他の記者にもセクハラ発言を繰り返していたそうだから
女性記者は全てスパイなのだろうか?
財務省だけに何処かの組織が送り込んでいるとは思えないから
全省庁の女性記者も怪しい事になる(財務省は確かに日本国内では
絶大な権力があるが普通に考えれば経済産業省や外務省防衛省
総理担当もそうだろうな何もハニトラだけが手段だけではない・・
となると男性記者も怪しいわけで殆どの記者が怪しい事になる・・・
ネトウヨ論法なら・・・頭痛がしてきた
ジョークならコメディー映画で十分間に合う
ネトウヨは日本にとっても頭痛の種)




何時もの展開で脱線した。

ちなみにヤフーレビューでこれも
運営側に削除された