キックフォースマン

☆UWO UWI


敢て存在しないだろう略語で書いたが
潜水艦から特殊部隊員が敵地などへ
侵入するさいの総称。


自衛隊を除く)各国の潜水艦が最近特に
重視している運用方法で流石にアメリカ海軍みたいに
専用に近い潜水艦まで保有はしてないが、西側で
ある国は専用区画と出入り専用口(チェンバー)を
設計時点で考慮した潜水艦を建造する計画としていた。
(その後キャンセルという噂もある)

米ソ中日本みたいに軍事国防費なら惜しまないというのは
例外でミドルパワーの国は現在保有している潜水艦で
対応をせざるを得ないのだが、主に2つの方法があって
X国タイプとY国タイプでY国はその潜水艦内から
艦外へ出る方法を2分30秒程度で詳細に流していた
(X国の場合は海軍特殊部隊員の養成コース課程を
特集していてその中で流れた、長い映像だったので
比較的多く映っていた)


Z国はTV取材させレポーターを潜水艦から
二人乗り大型水中スクーターで陸地上陸まで
取材させていたのは凄かった
(もちろんその民間人がスキューバーは出来た
から選ばれたりした部分があるにしろ)


尖閣諸島にこのように潜水艦から
特殊部隊員が上陸する可能性があると
騒いだ人がいたが・・・・・・
ゼロとは言わないが、浅海で潜水艦の
活動領域が限定されてる所で
それらの方法(空挺降下も同じなのだが)では
装備類の携帯量が極端に制限される、
潜水艦のハッチを通過する大きさでなおかつ
隊員が基本的にクローズトサーキットのダイビングで
かさ張る上に泳いで接近する為に重量物は運べない。
(スクーターを利用しても同じで夜間長距離水泳は
疲労や危険も増す)。

海岸付近でしか活動しないならダイビングスーツの
ままで動きまわっても国籍と階級章があれば
問題ないが普通は軍服に着替えるダイビングスーツは
陸上では意味が無いから、だとすると携行するものに
衣服も含まれるので余計に量が減る、
夏場なら特殊な生地で戦闘服そのままで泳いでも
大丈夫かもしれないが冬場では無理。


ほんの数日間だけなら上陸は成功するかもしれないが
飲料水も食料もマトモな睡眠をとる為の道具も
必要だ休息がないと疲労が早くなり長期戦が難しい
空挺作戦でもでっかいスーツケースみたいなのと
一緒に降下するがあのコンテナ内も緩衝材がメインで
中身は1/3程度しか入らない。

そんな数日か数週間しか占領できない作戦を
実行する意味があるのだろうか?
交戦となったら艦砲射撃でズタズタにされる可能性
だって否定できない逃げ隠れする場所はないのだが。



訓練を見ている限りではせいせい1日程度で
目的を完了したら撤収している、それが精々だと思う
潜水艦から侵入してても。


PS
このY国は陸軍士官学校の紹介を
同じ年代の若い女性に取材させ
レーニングや授業(食事)も
解説していたが最後に校舎内の
バーで飲んだのが驚き、ブランド名を
隠して持っていたので具体的に
何を飲んだのか不明だが
明らかにビールやカクテルが
あった。
(この手の広報でも商標上の問題や
公的な放送で特定のブランドを出すのも
問題なのでアメリカ以外は殆どブランドを隠す)

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