はじめてのおもてなし、Review


☆971
原題

<WILLKOMMEN BEI DEN HARTMANNS >
ワーナー ドイツ 2016

原題<ハーツマン家へようこそ>
邦題は「はじめてのおもてなし」だったか?
原題主義ではないが邦題は大抵酷いので
検索やレビュー時以外は使わず。

 

エリカ/元校長 自己満足気味 ワイン好き

リカルド/ 医長の夫優秀な外科医 
盲腸とペニス どっちが無意味か 今はただ・・・

ディアロ / ドイツが好きです親切で・・・
ナイジェリア ISボコハラム 家族は皆殺し
難民の間にも人種差別がある

31歳の学生の娘 ゾフィ 
ストーカー/クルトに悩まされてる
(悪い男を引き寄せる重力がある)
クルトが後々トラブルメーカーになる

フィリップ上海にいる弁護士の息子

バスティバスティ勉強に不熱心な彼の息子
(離婚していて父親がマネーで解決しようとするタイプ
実際問題 金で愛情は買えないが愛情で株券も買えない)

研修医 タレク(ディアロの友人)

ハイケ ドイツ人のイメージを崩壊させるほど常識外れの行動を
移民大賛成の人の迷惑パーティーとシマウマまで・・・

 

スタートは家族の紹介

ドイツ語教師のボランティアは殺到し充足

ヒアルロン酸注射 アメリカをネタにしてる

難民の受け入れに男性反対女性賛成

「動物保護施設ではありません」
「家族のオマケも」
15歳のオッサン

「ドイツではゲイもOK 」
1:5の初対面のシーンが笑える(普通はあんなに座らない)

夫は1人ランニングマシーン ディアロは外を仲間と走る
(場面転換+対比+ミュンヘンの景色+BGM何気ないが上手すぎ)

「ゾフィ 君の子供は?歳なのに?」
「ドイツは普通」
「ゾフィお前は勉強してろ」
「パパを尊敬しろ(パパは喜ぶ)」「パパは老人なんだから」
彼は裏表がなく率直ストレートに言う

 

20年前の誕生パーティに伺いました
赤いTシャツで居間でサッカーしてたか?
ヴェネチアの花瓶で母の形見を割った

サッカーは世界共通

家の作業を手伝い 化学肥料
硝酸アンモニウムを抱えていたからさあ大変)
ドローンで監視していた警察は見逃さない


12歳で大麻を吸っていて学校で先生に見つかる

隣の櫻井よしこのドイツ版が
紹介したら罵倒する(示唆)カルト信者 
宗教を押し付けるのはファシズムと同じ

夫のクラブと家庭でのパーティーの対比
「アフリカ人の衝動は桁違いだ」
(実はリヒャルトも根は良い人でその発言を不快に感じる)

隣の通報で警察が・・・・マリファナ コカイン無許可シマウマ


ヒップホップのビデオ撮影でストリッパーを学校に呼び
それが発覚(校長が寄付金の案内を目配りして教える)
飛行機に遅れそうなフィリップは運転を交代して空港へ
ランダム検査に当選して抵抗した上に逃げ警察に拘束
急性燃え尽き症候群かつ精神障害を疑われ
フィリップは精神病院に強制入院
(爆笑シーン 通じないスマホとか)

2000ユーロで退院させろと贈賄を持ちかけ
医者が5人の子持ち5000ユーロで医者と交渉成立

フィリップと息子は彼が仕事に没頭し親子関係が
崩壊しそうになっていた

歓迎パーティストリッパーと2回も警察沙汰(逮捕はされてない)
クルトが押しかけてきて暴力沙汰になり
隣の櫻井よしこのドイツ人版が通報し3回目 

夫婦喧嘩になってリヒャルトが家を出る

学校でバスティの頼みを聞いてISや難民の証言をする 
難民の映画でもあるがイスラム原理主義者批判もしてる

「ドイツは自由で寛容だこれを否定する奴等から守る
必要がある」節々でドイツの良さを台詞にしてる

クルトが火を掲げて「安全を守れ」と玄関前で
嫌がらせ的に立ってる

ディアロの亡命申請を却下されたので
異議申し立てをする

2日後裁判所で審査される

ドイツは奇妙だ 人生は奇妙だ

「私の所有物ではない ドイツではそうなってる
妻はあくまでも家族だ 我々は夫婦だ」

上海のフィリップの交渉がまとまりかけてる時に
息子から急用だと電話があり審査があるので手伝ってと
息子の頼みと仕事のどっちをとるか迫られる

リカルドが家に戻るとネオナチが大量に湧いてきて
外が大混乱しリカルドの心筋梗塞がおこるがタレクがいるので
対応するが警察の勘違いで特殊部隊SEKが突入

裁判所での審査
判事が直接言うような邦画流の下手くそな
描写をする訳がない

ECではコメディーの鉄則オマケがある
BGM(メイン曲)もいい


バス車内でも移民の存在

ドイツの良さと悪さ移民施設にテロリスト予備軍ライハンが
居たのだから全てが全て善良な移民ではない
(映画上では悪いのはほぼドイツ人だ)
移民施設にハーケンクロインツの落書き(脅迫)


アメリカ資本も入ってるのが理由なのかハリウッド的な流れや
音楽も良い様々な比喩や示唆と台詞(皮肉)ネタなども良かった
敢えて逆光で撮影のカメラワーク
シリアスに描く手法とコメディ的な流れで社会問題を批判したり
疑問を投げかけるやり方があるがコメディー的なほうが楽しく面白い。
ドイツ版パディントン 
移民の存在がバラバラだった家族を(ドイツ国の比喩)修復し
幸せな家庭に戻る移民に肯定的で家族や愛を描いてる。