無知には不評の戦争映画ジャーヘッド

 


☆1040
原題<JARHEAD >
邦題「 ジャーヘッド    」2006年
ユニバーサル

サムメンデス監督
この監督はアカデミー賞受賞の
有名監督だったのか・・
道理で映像や構成が優れていた

大隊長中佐/クリスクーパー
サイクス軍曹/ジェイミーフォックス
トロイ/ピーターサースガード
スウォフ/ジェイクジレンホー
DENINIS HAYSBERT/ 
リンカーン少佐役

Surveillance and target Acquisition
STAステー偵察目標捕捉
SCOUTE SNIPER 斥候狙撃手
Defensive position 防御陣地
Devastation 壊滅状態
Crispy critter 焼死体
Com guy通信兵
The lifer 職業軍人
Permission fire
Shoot shoot shoot
Fire fire fire
Send it
この違いが分からない
特に狙撃に関してスポッターが
シューターに言う事が多い

戦争に行ったのに
戦闘をしなかった
兎に角待機時間が多い
90%の退屈と10%の恐怖


湾岸戦争は準備に時間がかかり
損害予測も膨大だった


ブーツキャンプの訓練教官は
流石に追放されたそうだ
あまりの暴力性で

父親がベトナム従軍経験者だと
台詞で説明される

最初のシーンとECは同じ
1989年
「ドントウォーリー」の音楽が嘘で
コメディ、所々にそういう要素

 

トランペットなしで口で
ぷーぷー

海兵隊基地内でのエピソードや
訓練基地、派遣先(サウジ)での
エピソードは100%著者が体験した事実
ではなく、実際には他の部隊の隊員だったり
してるが如何にも海兵隊らしいエピソード満載。
(あの浮気ビデオすら実際の出来事)

スカウトスナイパーのトレーニン
ラソンで走りながら
人数が減って行くことを示す
6/40人(15%)しか合格してない
場面転換も上手い

サウジに到着した際の
大隊長の演説が笑える

アメリカ国内でのロケ

サウジでクリスマスイブの酒と
照明弾の暴発は爆笑、実際には
居眠りだけ(もちろんそれだけでも
重罪レベル)、他の基地で照明弾の
無断打上げがあった。


酒の持ち込みは全軍禁止なので
イスラム教もある)
醸造酵母をジュースに入れた自家製
発酵酒だった。
19リットル40ドル

ファーガスを虐める

テントは家族の家 皆の家

戦いを望み準備も出来てるが
9ヶ月待って4日で終了
しかも交戦をしなかった。

ソーセージが理由

見張りを交代させたがスウォフ
罰せられる実際にそうするらしい。

懲罰は糞尿の処分
オイルと金属棒が必須

新兵のファーガスに
銃の分解組立を繰り返し
彼にライフルを向ける、
血の通った人間ではない。

スウォフは入隊して数年
経ってるのを端折ってる。

海兵隊員の心理内面を
描いた戦争映画で
戦闘シーンそのものは
殆どない。

戦争前
戦争中
戦争後


戦争前のパトロールや射撃訓練も
戦争を期待したのに交戦がないので
飽きたらし。

ベドウィン
イラク軍と期待した交戦したかった

クレイジーなファーガス

「撃つよりも撃たない方が難しい」

57万人派遣
化学戦のPBピルを飲まされる
権利放棄書

ピルを飲んで一年後にケツの穴が
喋り始める。

1日3回 FOHOLEを掘らされる

明確な使命と撤退が
あったのが湾岸戦争
(負けた戦争にはない)

トロイが麻薬密売の前科を
隠したので帰国後除隊で
再入隊が出来ない、彼は
交通事故で死亡して麻薬は無関係。

戦闘開始で極限状態では
歯科医も全感覚を失う
スロモで砂粒が当たる
そして漏らす・・・・・
珍しくないよくある事
しかし普通は描かない、
銃弾が命中しても射撃中など
興奮状態だと場合によっては
気付かないらしい。


36時間の進撃予定が
6時間で済んだ偵察のおかげ

誤爆も実際にあったこと

HIGH WAY OF DETH
民間人も相当数巻添えになってる
6週間の空爆後に地上戦。

 

生と死が隣り合わせで
焼けた人間の近くで食事
そしてファーガスに罪滅ぼしに
食事をやる。


油田火災
重油の雨
「地球が出血してる」
あんな場所で寝るとは・・・
火災と暗闇

馬はフィクション

心理作戦で音楽を
流した古い曲を

クレイジーなファウラーの
遺体いじりは実際に有った事
死者の冒涜も

スウォフは人間性を取り戻す
サイクス軍曹が入隊した理由を語る
<こんな景色は他では見れないから>

「中佐が最高の狙撃兵を求めている
 お前達だ」

スナイパーは嫌われる
ヘリに乗れる
良い銃を持つ
2人だけの行動で別行動も多い
遠距離射撃

空港の管制塔の将校狙撃命令が
出るがあの少佐に邪魔される

トロイは除隊する前に1発だけでも
撃ちたい

タイミングは兎も角
実際に撃てなかった。

キャンプに戻ると
パーティーでみな
騒いでいる

「1度も撃たなかった今撃て」
WW2 20%程度しか撃たない
ベトナムでも50%程度
イラク戦争などでも80~90%
アフガンでの実戦の映像を
見ていても数人は撃ってない。

歓迎パレード
ベトナムの元海兵隊員が乗り込んでくる
実際にあったそうだ
ベトナム戦争ではパレードはなかった
あの元兵士は彼らの未来。

戦争は皆同じ
戦争は皆違う

帰国後はそれぞれの生活
家族
スーパー
戦場

除隊後は風貌が変わる
家に帰り原稿を書くシーンが
終わりに来る
砂漠でのパトロール
戦場を離れても砂漠にいる
人生の砂漠


SHAME OF WOMEN
恥知らずの女達

掲示板に離婚や分かれた彼女の写真を
貼り付ける、こういった普通のミリタリー
では扱わない兵士の日常や鬱憤晴らし
などの内面を描写してるのが優れてる
戦闘シーンは扱ってない。

日本の映画レビューは戦争映画は
派手なドンパチがあればそれが
現実的か非現実的かは問わず好かれる
そして実際の戦闘は映画とは違う。