静かなる教室

☆1085 原題Das schweigende Klassenzimmer

邦題「 僕たちは希望という名の列車に乗った 」

2018 独仏 STUDIOCANAL、ZDF 

原題は静かな教室

 

アイヒマンを追えの監督なので 同じ俳優が複数出演 若手も良い クルト 議長の息子 テオ 父親は製鉄所勤務 パウル 眼鏡 祖父エドガーが違法にラジオを聴いてる レナ テオの彼女 ケスラー同志郡学務局 (恐ろしい女性) シュバルツ校長 ランゲ国民教育大臣 RIAS リアス アメリカ占領地区放送 スターリンシュタット 高校で反抗したためクラスを強制終了させられ 卒業試験を受けられなくなった高校生達が 集団亡命して西側で卒業試験を受ける流れを描く (密告してエリートの道を進むか 信念を貫き苦労する人生か選択を迫られる) 進学クラスの彼らは東独でも恵まれた立場 自分を優先するか仲間を優先するか 家族(親子)関係 東独の管理監視社会 高校生たちなりの友情 若いゆえの過ちもある 東側の監視体制 管理社会が結局は役立たずだった ハンガリーの民衆蜂起でソ連軍に鎮圧され 多数の死者が出てそれに2分間黙祷した事が 教師つまりは集団 国家への反抗と見なされる 祖父が武装親衛隊機甲師団戦車兵だったので 東独では立場が悪いましてやクルトの父は 市議会議長  ハンガリー代表チーム 主将 プスカも殺されたと 情報が錯綜した中で誤報が回る 2分間の黙祷をした時に社会の教師モーゼルが入る 指されても答えずエリックが抗議だと答え教師が激昂 校長 我々だけの間に止めて置こう テオが熟考せず感情のみで動くので 悪い方向にしか進まない(映画では) 黙祷の件で調査が入る 政治意思の表れだ奴等は嫌う 憧れの選手への黙祷で政治意思はない (しかしそれを何処から聞いたかの答えがない) 嘘をつくことも嫌がる他の生徒 多数決を取る 人は何らかの体制の属してる しかし君らはハンガリーと連帯した 我々は自由に考えると表明した 体制側はこれを嫌がる「諸君は国家の敵だ」 嵐が来る弁解するか連帯を表明するか 欧州系の美男美女は北欧東欧 南欧を想像しがちだがゲルマン系のドイツにもいる エリックの父親はWW2時に捕虜となり 処刑されていた事を母親と再婚後の 義父は隠してる それが余計に 悪い方に進む口裏合わせをする事にするが 大人側の調査は甘くない 学務局が調査するが ハッタリを噛ますリンゲル先生? エリックが密告したと仲間割れを プシュカシュは死んでないRIASを何処で聞いた? テオの態度も悪い ゲシュタポと呼ぶのは侮辱 テオレムケ訓告処分次は退学 矢十字党 ハンガリー動乱で数千人が死亡 共産党員を処刑したのが状況を悪化させた クルトの厳格な父が東独の支配体制の比喩か? 国家の大問題となりランゲ国民教育大臣まで登場する (州大臣)教師同士でも密告 反革命分子だ首謀者は必ず見つける 「階級の敵」社会主義の敵はぶちのめす 1週間だけ猶予を与える首謀者を差し出せ 卒業試験から締め出しクラスを閉鎖すると脅迫 自己犠牲を求めるわけではないが仲間を助ける為には やはり名乗るべき 赤色戦線<報告書には誤りがある> 一体何処でRIASを聞いたのだ? パウルの祖父が逮捕される 生徒の親たちが集まり対応を協議し 親の見解を大臣に送付 テオの父親が国民教育大臣に面会するが 良い返事がもらえる訳がない クルトとレナで恋愛3角関係に 楽観的過ぎるテオテオの父親ははクルトだと 事実で仲間を売って自分は助かれという ケスラーの<尋問>でも誰も仲間を密告しないが エリックが父親の死の真相を聞かされる 赤色戦線にいたが強制収容所へナチに寝返り ソ連軍が侵攻し父親を絞首刑にしたと事実を ケスラーに告げられる 射撃訓練で教官(元親衛隊大尉)が怒鳴るので 激怒して負傷させる、銃を持って逃げ 義父と母のいる教会に行くが直に捕まる クルトが御曹司なので体制側もそのままに出来ずエリックに 罪をなすりつけることでケスラーと父親が談合をする 皆の前で言えと迫られる・・・ 「私の命令に従え、将来を棒に振るな」 母親は今すぐ逃げ帰ってくるなと テオを誘うが初めは断られる 列車に乗るが国境警備にあっけなく捕まる 厳しかった議長の父親が息子が亡命する事が分かっても それを許すシーンが泣けた、残された家族には間違いなく 不幸が襲ってくるのを分かっていても自分の事より子供を優先した。 今の日本は子供より自分を優先する社会 財政と環境問題が典型的で未来の事を考えてない 最終期限の日にクルトと判明するが彼の亡命も知らされる 彼が首謀者と認めず自分も多数決に賛成したと 退学になりパウルが抗議した為退学、 他のクラスの者も自分が言ったと名乗り同罪となった 最終的に1人以外全員が言ったがためにクラスは閉鎖。 全員卒業資格が得られない 年末は西側の親戚を訪れる人が多いのでそこに紛れ ので集団亡命をする結果となる、圧政を強いたがために逆効果となる テオは家族で亡命を提案するが両親は拒絶、逃げる事になる。 1956年に4名を除き出国し卒業試験を受けた 17人?