ABC ペイシェント

 


☆トラウマ


trauma 一般的にはたとえば
アッキーの大分旅行みたいに
思い出すだけで悪寒がするような
酷い体験が齎す心理的な事だが
(そうで有って欲しい多分何とも思ってない)

外傷の事もそう表現し軍医等が使う場合は
むしろ外傷の方が多い。

理由は知らないがイラク戦争の方が犠牲が多いのに
(多いから逆に隠したがると想像するのが合理的)
アフガニスタン戦争時の様々な国部隊の番組は多い中で
医療チーム・レスキューチームを特集してるのがあった。

アメリカ軍の場合はH-60ブラックホークがレスキューヘリ
として配備されてるので通常はブラックホークがその要請場所へ
飛ぶ、その国はUH-1を配備してるのでヒューイが飛ぶが
ブラックホークと比較すると小型ヘリに近いので医療処置が
必要なカテゴリーA・B(アルファー・ブラボー)だと1人しか
搬送できない(ブラックホークでもアルファーなら2名が限度)

アフガニスタン兵が1人だけだが自分で自分を撃って
逃げ出す奴を搬送するがたとえタリバンだろうが
ANAがAK47で撃っても自傷か戦傷かは直に分かる
<受傷部位が腕足など回復後の後遺症が残り難い>
<押し付けて発砲する事が多いので火傷が残る>
(頭部や3本目の足などで試す奴は1人もいない)

この番組ではなかったがアフガニスタン兵警察の
名誉の為に書いておくが警察の責任者少佐は
タリバンに6回も命を狙われその度に(大)怪我をするが
逃げ隠れせず復帰するような人もいる。

当然だが自国兵も搬送するが捻挫程度?(チャーリーペイシェント)
で後送するのかと思ったが、仮に部隊が襲撃されその兵士が
逃げ遅れたらその兵士を救出するのに同じ部隊員も危険に晒される
(捻挫の兵はもちろん)からと説明していた。

アメリカ軍とはレスキューヘリの運用が異なり、2機ペアは同じだが
MEDEVACヘリは1機でもう1機はエスコート機でミニガン
両側に搭載した武装ヘリ(米軍はMEDEVACヘリそのものに
ドアガンを搭載したのを2機飛ばす、ガーナーとレスキュー隊員・J
パイロットが乗ればクルーは6人になる)でそちらには
レスキュー隊員は乗らない。

米軍は整備時以外はヘリパッドに待機したままでスクランブル発進
などをするが、その国は1日が終わると簡易格納庫へ収納し給油も
出動直前に米軍用語でナインラインが入ってから給油してる。
(米軍方式の方が素早く動ける点でのメリットがありそうだが)

前にも書いたがアメリカ軍兵士も搬送するし、ROLE2でも
アメリカの医療スタッフと共同で処置もしてる
(これはNATO加盟国で医療スタッフを派遣してたらどこでも)
その病院では対応が難しい場合は応急措置だけを済ませ
また別の国のC130輸送機でバグラム空軍基地へ搬送していた。

病院での処置やスタッフの任務も描いていたが
こういった事までする必要があるのか・・・・
(因みに死亡したシーンも隠さない)
ちなみにラストの映像はアメリカ軍が医療搬送を
増強し着陸帯を補強しブラックホークを派遣して終わる
(それだけ犠牲者が増えて増えて医療搬送が増えた)

V22オスプレイを導入すれば医療上でのメリットが有るというが
軍事作戦でこのように頻繁に飛ばし必ず2機を1セットで飛ばし
(たとえAH64アパッチでも飛行モードには追随不可能)
しかも医療搬送用に待機させるなら整備も考慮し4機は必要に
なるので訓練機を除いて4機をマイナスしたら8機しか
残らない・・・・つまり自衛隊オスプレイを医療搬送用に
割く事は100%不可能、そもそも機内で医療処置ができない上に
武装もない、オスプレイ攻撃機に改造する案を国会議員が
提案したが多分これが日本の軍事に関する能力だと思う。
(F35を1機導入するのと変わらない費用で機銃2~3丁だけ)


日米同盟が世界一強固だとか世界一成功してると日本だけは
言ってるが多分他国の事を知らないだけ、イギリスは
アフガンだけでなく湾岸やイラクでも戦死者を出してるし
合同作戦も行ってる。