映画レビュー women at war

 

☆1105

原題< Women at wor      >        
邦題「  立ち上がる女    」2018
アイスランド 

1.5回目
2.いとこもどき
3.養子
4.姉
5.声明文
6.議論の操作
7.爆薬
8.破壊
9.羊
10.逮捕
11.アシュラム
12.ウクライナ


反資本主義
反グローバリズム
環境保護
反中国(ネトウヨにここだけは高評価されそう、コメディとはいえ
真正面から批判する映画はない)
一種のテロでこれを支持するかどうかは別として
最近の洋画は民主主義の危機や差別貧困格差など
社会問題を扱う内容も多い。

2019年12月時点でアメリカCIAは把握していたのに
中国の経済脅威、軍事力脅威を唱えた人が
誰一人コロナウイルスの脅威を唱えきれず予測できず
(第二次朝鮮戦争勃発の大予言を外した前科もある)
新型コロナウイルスの感染源は野生動物を食いまくる中国人の
<食事>が原因で、中国の恐ろしさは軍事ではなく<食事>で皮肉。
(文化経済を破壊し生活様式まで破壊し生命も奪った、
本当に恐ろしいのはこういう部分で、西側先進国の
一般市民なら戦争で命を落す可能性は低い)

アイスランドで高圧鉄塔の送電線に導電性のワイヤーを掛け
5回目の停電を発生させる、精錬所の操業は一時停止か
非常用発電機で対処?
たまたま自転車で付近を旅行していたスペイン人男性が
ネトウヨ探偵団みたいな冤罪の宝庫気味の警察に捕まる。
(BGMが本当にその場所でピアノを弾いたりドラムだったりも
予想外で笑える)

警察のヘリが捜索に飛来するが女性が上手で隠れるが遠方には
行けない(因みにあれはFRIR等がないので単なる小型輸送のみ、
捜索ヘリで彼女が熱感知対応出来ないならあっけなく発見されてる)
逃走中に農家の男性に支援を求め彼もお爺さんの乱交振りの結果
<いとこもどき>だろうから車を提供する。

犯罪者じゃない犯罪をとめたい 

ハットラは合唱団の指揮者でそこに来る団員が政府高官の
官僚で彼女に同調はしてるがあまりに過激な彼女に
ブレーキをかけたいが平行線。
(冷蔵庫にスマホを隠すのは笑える、漏洩が怖いなら止む無し)

リオティント 中国企業の進出を止めたい

養子縁組を申し込みで4年後に連絡がありウクライナ生まれ可愛い
4歳の美少女ドルジュキーウカとの縁組が可能と知らされる。
(受入れるかどうか成立かは別問題、東欧のその地帯の悲惨さも
浮き彫りにしてる)
コーラスのBGMは後ろに3人の民族衣装(ウクライナのでは?)

ウェウカムアイスランド「ありがとうクソ野郎」

メディアは単独犯なのに複数犯、外国人テロリスト、CIAが協力だとか
日本メディアに負けず劣らず危機を煽り外れる憶測だけ掲載。

タイプライターを盗み声明文を作成し
CGで建物の屋上からばら撒く
町中に防犯カメラが設置されていく
「この卑劣な行為は非民主的である」
温暖化や海洋の酸性化を引き起こし
地球のあらゆる生命を脅かしている
世界経済やグローバル企業の戦略を
民主主義は止められない
人間の法を超える法がある
子供や孫達の代では手遅れになる
今越し使命を遂行しよう
 山女

政府に対する宣戦布告でメディア戦略で対抗する政府
安倍政権はスピンコントロールで対抗

「政府は解釈を歪める」
「山女による攻撃の影響で賃金は下がるでしょう
労働者への攻撃です、アイスランド銀行は信用格下げの低下を予測
油圧エネルギーは温室効果ガスの排出量が少ない」

双子の姉はインドへグルの瞑想指導を受ける為行きたいという
プールのロッカーで女性との会話で山女の話題になり
姉妹でも意見が対立する。

政府は山女の破壊活動を経済とテロに話題を摩り替える

爆薬セムテックを盗み肥料25キロを買い臭いを
誤魔化し検問(探知犬)を通過、本物の警備犬は
隣に座る、アッキーが旅行から帰ってきた時
カバンの横に探知犬が座るのは偶然ではない。

6回目は鉄塔を刺さるワイヤーを切断する途中で
手を切りDNAを残し爆薬で鉄塔を倒す。
(ドローンで捜索する場合も一直線では飛ばず
捜索パターンでスクエアを描き飛ぶ)
テントで宿泊中の人間をドローンで見つけ
特殊部隊が拘束するが例のスペイン人
彼女が再発見されるが弓矢で撃墜し捜索は
羊の死体を被り氷河に隠れ捜索犬とドローンに
追いつけられるが何とか逃げる途中で
<いとこもどき>に助けてもらう
(彼はいとこもどきだから助けたとは思えない)

ウクライナに向かう搭乗手続きでDNA採取を
している為に断念せざるを得ない
姉が逮捕されたので慌てて空港から逃げる、
タクシー運転手が通報し再度スペイン人男性もろとも
逮捕される。

真犯人が逮捕されたので姉が釈放された
スヴェインビヨルンが協力し停電させたスキに
入替わり本当の実行者妹が脱獄し姉が残り
妹ハットラはニーカを迎えに行く為ウクライナ
(映画だから問題ない)


ラストはアイスランドに戻るバスが豪雨(つまり
地球温暖化の象徴)で止り徒歩で前に進むが
凄まじい洪水の中を乗客が進む暗い未来を
暗示したエンディング。