住民を分断し反対者を敵呼ばわり トランプの大阪版

 

☆手段と目的の混同


失敗する政策などにはもれなくセットで付いて来る
Go Toトラブルも政府は失敗を認めないが
税金の投入額との費用対効果を見れば微々たる成果しかなく
しかも末端の観光業界などに流れず川上のJTBで堰止めされてるから
堪ったもんじゃない(そしてその堤防は絶対に決壊しない)


それと同じなのがイソジン大阪都抗争で誰も突っ込まず
質問も無いので当然回答も無いのだが
「なぜ大阪都になれば大阪の経済成長が見込まれ
人口増加等に繋がるのか?」

万博が開催されても当然一過性でありしかも
恩恵を受けるのは一部の業種でしかない。
(無いよりマシと思うかもしれないが、
もっと別の部分へ投資したほうがより良い可能性がある)

IRカジノが風前の灯状態で仮に参入企業があったとしても
大阪と和歌山の2箇所が認可されたら共食い状態で
両方とも経営が成り立たない(しかし日本の無能な官僚は
ここまで考慮できないから二階と維新にいい顔をするため
この2箇所に許可を与えかねない)

大阪の成長が目的のはずなのに大阪都?の設置
(とりあえずは大阪市の廃止)が目的となってしまった
維新がある限り大阪市と府の連携はあり無駄な部分は
互いに削れば済む話で幾らでも調整できたはずなのに
そこには目をつぶる、その調整のための機関と人員
連絡員を数人置いた所で大した費用がかかるとは思えない。

市長も知事もそれが出来たかどうか知らないが(調整)
互いに国政に関与しまくるだけではなく、愛知県
トリエンナーレ)や兵庫県のコロナなどよせばいいのに
他の自治体にまで口を出しやるべき職務が分散し過ぎた
(しかもメディア露出も手段なのに目的化してしまった)


先に書いたがそもそも前回の失敗を検証すれば
今回は賛成派多数になったかもしれないのに
「反対した奴が悪い」と責任転嫁し
自分達の失敗を認めないのは太平洋戦争で大敗北しておいて
真珠湾の暗号が解読されていたアメリカは卑怯だと
完全に陰謀論で攻撃するのと同じで
(戦争は予測されたが日時場所まではされてない)
そもそも戦争をしたこと、戦略戦術兵器国力ほぼ全て
劣っていた事を棚上げしてるのと同じで
<なぜ反対したのか><中間・まだ決めてない人達
浮動票を何故取り込まなかったのか>とその辺を検討してない
(吉村知事が大阪駅前で反対者をぶん殴ったとしても
賛成者は反対はしない、中間にいる人たちを味方に出来なかった)

中間者は賛成だけを列挙しても決して賛同せず
メリットデメリットを例示しないと賛同しない
(上手な営業担当者はメリットだけを言わず
弱点や値段の高さなども隠さず伝えるから信頼される)
しかしイソジンはメリットだけの薔薇色しか示さなかった。

 

PS 事前世論調査は何処を見るかにもよるが
公平なところでは拮抗或いは反対派が若干多かったのに
ヤフー上では圧倒的多数が賛成派でしかも賛成可決前提で
書かれる事が多かった、オーサー的に書き込める人でも
当初は賛成だったのに逆転反対になったと書いてる人がいたが
全ての世論調査を見ればそうう言う流れではない、ましてや
毎日新聞の200億円だったかの赤字が決定的でもない
(松井市長の何時もの都合が悪いと徹底攻撃で
惨めさが逆効果で嫌悪された事はあっても)

賛成者がこのように誤解に基づき賛成していたことからも
維新の支持層の低レベルが分る。

私みたいに後出しジャンケンを卑怯と言うかもしれないが
完全に拮抗し自ら分析する気も手段もないし
予測も立てられないし必要も無いのに自らの
予知能力の低さを証明し恥をかく必要は全く無い、
外しても信用する愚か者はいるがそいう愚か者が
支持賛成してる主張は危ないし外す事が義務と
外れまくる予言を繰返しても謝罪反省訂正せず
掲載するメディアが私より性質が悪い。