レヴュー 帰ってきたムッソリーニ


政治の無能かネオナチの増加か
東条英機も安倍も帰ってこなくていい
☆1118

原題<  SONO TORNATO     >        
邦題「 帰ってきたムッソリーニ 」

原題:私は帰ってきた

単純に帰ってきたヒトラー(DEU)をITAに入替えているだけで
歴史的エピソードギャグの内容以外ほぼ同じ流れ
後は東条英機版だけだが日本でもネオナチの増加が顕著なのに
ネオナチ達が猛反発して絶対不可能
(ユーモアセンス寛容度が先天的に欠如)


「政治なんかどうでもいい」
冒頭の言葉に集約されてる
政治不信で勇ましい事綺麗事を言う割に実行力なし


1943年にムッソリーニが愛人クラレッタと一緒にパルチザン
射殺された上に広場で縛られて逆さ吊りさらされ事実があのロープ
(歴史的には誰が射殺したかすら分かってない、名乗り出た
奴はいるが証拠がなく別人説が有力)その映像があると知らなかった。

ムッソリーニを殺害し連合軍に降服した、そこへ
ナチスが進軍し占領した後にナチスへ抵抗したのが
パルチザン


TV局の低俗視聴率競争も描く
視聴率の為になら悪魔に魂を売る事も
厭わず躊躇しない最低人間達と同じく
それらを熱狂的に支持する愚か過ぎで哀れさ全開の
孤独で惨めな視聴者も批判してる。

もはや民放地上波TVは負け組で衰退する恐竜

EU外 移民 同性愛者

性倒錯者は島流しにした

イタリア語の語感がそれだけで笑える

アフリカ戦線はムッソリーニ
開戦したことがきっかけ(彼がしなかったら
ナチスも連合軍も戦闘しなかった可能性すらある)

ナチスドイツの事はある程度の出版物などがあるが
只でさえ少ないドイツ本よりイタリアに関しては
もっと少ないので知らない事は多い。
ナチスは同盟国だったイタリアでさえ占領後は
残虐行為をした)

TVの上に服を置いていたのは原作本を読まないと
意味が分からないと思う(読んでなくて分かれば凄い)
「それがテレビ?」(本人は知らなかったからああしてる)

帰ってきたヒトラーも<ゲリラ撮影>的にやってるが
この作品も多分してる。

制服をクリーニングに出して本名を名乗っても
分からない人と下着まで出すのが笑える。

洗濯機の回転槽とホイールを重ねて場面転換
(私が好きなタイプの場面転換テクニック)

市民にインタビューをしたら政治に幻滅してる
事が分かる(しかし指摘批判内容は正しい)
「人は聖人や英雄でない限り納税も
法の順守も出征もしない」

イタリアの酷さを市民が語るが
コロナでの医療崩壊は順序が逆で
(財政難で)<医療崩壊寸前でコロナが発生>
したのであり<PCR検査で医療崩壊した>のではない

ベルルスコーニ
イタリア人は食べてばかり

庶民に必要なのは指導者ではなく父親
「品種が混ざるのは良くないと思うんだが」

ロレート広場で具合が悪くなる
(他のファシストや愛人と逆さ吊りにされた場所)
こういう小ネタが爆笑
2人で地方巡業並の撮影旅行でベッドが
ツインではない(予想はついた)

ムッソリーニは女性を口説くのだけは上手い
ファシストは口先だけは達者だが実行力は危機管理を
アピールして発生したら給食用マスクを配る程度。


イタリアだけあって女性のファッションが完璧

人種問題は扱わないで笑えないから
(局長はジョークではないと言ってるのに、
ムッソリーニは真剣だから笑えないといってる)


本気と勘違いすれ違い
ムッソリーニは本気で彼以外は勘違い)

キスはなしよ・・・
ベッドでフランチェスカと一線を越えてる
最中に認知症の祖母

メールアドレスでムッソリーニが登録されてるのは
それらの支持者がいるということ

ネトウヨ批判「諦めるのは人間のクズ」

カナレッティとフランチェスカが”クラレッタ”を
知らない(歴史を忘れてる)

TVで初登場した際に直に喋らないのも
ヒトラーのマネ(有名すぎる歴史的事実から)

「危機を感じると人は考えなくなる」
貧困と出生率の低さ 誰が子供を産みたい?

国民の俗悪な感情

ワンコの射殺動画がライバルによりリークされる
ムッソリーニが追い払われる
ローマで1024人のユダヤ人が捕まり移送される

当初はおかしな男と笑われていた
認知症の祖母だけが彼は本物と気付く
(奴が東洋人として生まれ変わった本物ヒトラー
気付いてる私も認知症なのだろうか?)

ムッソリーニユダヤ人差別発言をし
カナレッティが決別する、ムッソリーニ
ナチスと思われる奴等に襲われ負傷し
<ワンコ・フィリッポ>射殺で批判した奴等がまたも記憶喪失と
手のひら返しで同情する、カティナの策略で自作自演
新しい番組でワンコの飼主が許すかどうかで決まり
愚かな視聴者参加者国民(と飼主ラウラ)は許す。

CANAL PIU(ITAのCANAL+)
歴史は繰返す
民主主義は既に死んでる
許せば国は滅ぶ  のに許す
口先だけは上手い
正常なはずのカナレッティが精神異常で拘束され
ある意味狂人のムッソリーニが崇拝される。

ファシズムとナチズムは似ていて異なる
その違いも描いていた。