欧州 ロシア

 

☆欧州の軍広報


在欧アメリカ軍を取材しMWD(K9)の事を
取り上げていた、欧米型の取材は<体験型><密着型>が基本だから
レポーターが初っ端からバイトスーツを着てヨギー(犬の名前)に
後ろから飛び掛られ噛まれる体験から。

そのショート番組で知ったのだが基本的にハンドラーと犬は
ペアを組み同じチームで動くが、定期的に代わるそうだ
(その理由までは説明しなかった、ヨギーが定年だとか
その手の理由ではなかった)

ラストはスロモでレポターが襲われる映像をリピート
(スロモの声は雲って笑えるから余計に笑える
ちょっとしたユーモアも忘れないのが欧州流)

同じ番組の違う内容はアメリカ軍ですら公開しない
衛星官制シュミレーター(ほんの一瞬だけ)、
しかも偵察衛星の映像も見せていて1日3回つまり
8時間ごとにしか同一地点は監視出来ない事を解説していた。
(1機毎だから2機あっても4時間に一度だけ、偵察衛星の高度が
複数あるらしいから具体的な周回回数は不明)
つまり北朝鮮のミサイル発射の兆候を掴んでも既に
発射後という事さえありえる。
(動画監視もしていた)

24時間同一地点監視は映画の見すぎ

 

PS
ロシアのTV番組で極超音速ミサイル/イスカンデルを
取り上げていた、正確には戦略空軍士官学校か何かの特集で
その中で移動式ICBMやイスカンデルを特集していて
ロシアの旧式ICBM官制室は旧東側のは見れて
凡その形式は同じで一部システムは進化してると思っていたら
その通りだった、アメリカ型が地下で横型に対しソ連ロシア型は
縦型で相当に深くICBMの内部に居住施設などを埋めこんでいる感じ。
周辺警戒設備や装備は旧式を除けば遥かに重武装
移動式発射システムの一部・指揮車なども見せる、あれは
アーム固定し目標入力し発射筒を縦にすれば直に撃てる。
もちろん大統領からの指令が本物かどうか確認したりする
作業も必要なはずだが、旧ソ連から恐ろしいシステムが
残っていて地上固定式はデッドマンスイッチはまだ稼動していて
廃止してないらしい。
(映画・復活の日でロシアのミサイルが発射されかねなかったのが
デッドマンスイッチ)


アメリカのICBM官制室はロッキードマーチン
公開してるが(USAFの許可があり発射手順から見せる奴
ICBMで真っ先に検索ヒットするあの動画)あのシステムも
現在はもう少し進化していてる、それ以外のマフなども
詳細に見せる。
MISSILE ALERT FACILITY

弾頭の整備
セキュリティーチーム
発射ボタンを押すのは25歳程度の中尉~大尉レベルだとか
日本では殆ど解説する人がいないこともアメリカ空軍は
ちゃんと公開してる。