陸自師団実動演習


以前書いた事の続きで前回はそういう
広報動画があったとだけ書いて本文というか
書きたいことを書き損ねていた。


広報センスが他国より酷い事(BGM)
公開度はロシアより狭い事すらあり全ての
モニターにはモザイクなども有る為に
何が機密で何が機密で無いかも分ってない等も
あるが(あくまでもその演習場での展開・地図なら
公開しても全く問題ない、実戦の研究想定なら
ともかく演習場の地図を隠してるのは自衛隊以外
見た事がない)

スキャンイーグル(UAV)の操縦者のモニターも
モザイクをかけたりAVと変わらないくらいモザが多い。


以上の事は広報上の事だが自衛隊武装や展開に関しても
完全にガラパゴス化していてマニア達はスペック至上主義で
実戦経験が無い自衛隊の運用思想が戦時に完璧に発揮され
想定外は無いとアクション映画の見すぎみたいな誤解をしてる。


RSW(遠隔機銃なし)
自衛隊がケチった理由は
<費用がかかる>しかし1基2億円程度の装置なら
兵士1人失うよりは安い(費用は知らないが出費を惜しまず
兵士1人でも失いたくないと思うかの違いが実戦経験国)
しかもRSWは光学機器と組み合わせるので夜間や遠距離監視にも
<実戦経験国>は活用してる。

ターレット(全面シールド)無し
敵が必ず前方からしか襲撃してこないなら問題ない
しかし都市戦闘ではビルなど上部から狙い撃ち
(しかも前後左右)
通常の野戦でも敵など待伏せや偶発で横から攻撃しない保証なし
(その方向に向けても敵が必ず1方向からしか攻撃しないと勝手に限定
してる時点でネトウヨはスペックにだけ詳しく非現実的妄想戦争
好きとしか思えない)

トラックに武装無し
補給用輸送トラックはもちろん、例えば対艦ミサイルや
何れ導入するだろうハイマースみたいなトラック型ロケット弾などの
武装車両もない(トラック型の自走砲に無いことは言うまでもない)

武装と言っても実際は運転手と助手席の中間のところの上に
ハッチを付けてる程度が多いがそのトラックの機銃での
走行中反撃訓練までしてる実戦経験国があるのに対して明らかに
運用思想と発想が劣ってる。

 

野戦病院での武装

実戦下の病院(ただし後方にあるROLE1)では
看護師等でも必ず拳銃を携帯してるのに対し、自衛隊
武装、大規模基地内にあり実戦下とはいえ敵襲で銃を撃つ必要は
ほぼゼロに対し自衛隊では誰も拳銃すら携帯してない。
これは米軍に限らず訓練でも実戦想定をしてる場合
(実戦想定をしない軍事訓練と言うのもなく、その想定レベルに
よりけりだが)実戦経験があるほかの国でも普通は武装する事が多い
100%の国とは言わないが低レベル国がやってなかった。

米軍の<訓練>ではレーザー訓練装置(バトラー)を全員が付け
医療措置や搬送やテント設営などの<訓練>をするから
レベルが違う。

 

PS
通信大隊が広報映像を製作していてその中に
広報部門があるかもしれないが、普通は広報COMCAMが製作してる。

 

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アフガニスタン実戦下 ロールワン