ウヨノミクスは崩壊したが

 


☆2020年大卒就職率


コロナが関係なかった2019年と比較しても
僅かに落ち込んだ程度であれだけ経済的ダメージを
受けてもバブル崩壊後みたいな就職氷河期は来なかった、
もちろん飲食宿泊交通など特定の業界は影響受けて
内定取消しなども行われたが、逆にコロナで業績が上がった
業界も出たから内定取消しを受けた学生は大変だっただろうが
数字の上だけで言えばコロナの影響はそこまでなかった。


アベノミクスの成果で必ず<論点逸らし>的に
<成長と分配>を掲げたアベノミクスの成果が
<就職内定率が上昇した事がアベノミクスの成功の根拠>
として御用評論家や当の本人(安倍)はしきりにアピールしたが
この2020年の数字を見てもアベノミクスの効果という側面より
<単純に若者が少ない人口減少の為に少ないパイの奪い合い>の
側面がある事が分る(アベノミクスの成果がゼロとは言わないが
そもそも成長と分配を掲げ就職内定率で答える事が失敗と認めてる)

菅の経済ブレーンに高橋洋一を起用していて彼は自殺率の減少が
アベノミクスの成功を証明してると言ったが民主党時代から
一貫して自殺率は減少している事から単に都合よい数字を見つけ
こじ付け政権擁護をしてるに過ぎないゴマスリ野郎。
(こんな奴を側妾に起用するレベルだから経済の結果も見えてる)


日銀の黒田総裁は任期中の物価上昇率2%未達成を遂に断念し
認めたが<問題ない>と今までの強気を翻し失敗を認めず
最後まで潔さの欠片もなかった。

黒田総裁が就任して直に上級職員(課長級以上)達に
「今までの日銀はやるべき事をやってなかった」と
貶したり、日銀が本来は<やってはいけない事をやった>から
管理職ではない一般職員達からは一斉にシカトされ
(もちろん実際の接点は無いに等しい)コミュニケーションが
極端に悪くなり意思伝達が悪くなった(連絡と指示は組織だから
最低レベルでは回るが耳に入ればもっと良い対応が出来たことが
入らなくなるレベル)

そしたら黒田総裁はそれら一般職員達を昼食に招き
コミュニケーションを取る機会を設けたそうだ、
しないよりやった方が良いに決まってるがそうしないと
コミュニケーションが取れないトップがいる組織というのは
完全に硬直してまともではない、現に日銀の委員達は
ほぼ金融緩和イエスマンでまともな決定は出来なくなってる。