映画レビュー 南山の部長たち

 

☆1193
原題<>
邦題「 KCIA 南山の部長たち  」2020ROK/SHOW BOX

 

サスペンス的な映画だが
場面転換や比喩描写なども完璧

ワシントンとパリは実際にロケしたのか?

「君の側には私がいる好きにやっていい」
直接殺害しろ拷問しろとは命令せず忖度をさせ
自らの直接責任は取らない、日本でも忖度をさせ
手柄はオレに責任は他人にという政治家がいた。

1979年 朴大統領暗殺
韓国中央情報部KCIA

元部長 ヨン・パクガクが韓国大統領の不正を
アメリカ国際関係委員会で証言し大統領が激昂
独裁者は往々にして猜疑心が強くなり周囲を信用せず
裏切り者を1番憎むのでクァク警護室長が殺害を提案し
南山の部長<KCIA部長>キム部長が穏便解決を主張し対立。

キム部長がワシントンに出向きパク元部長が執筆していた
暴露的回顧録を回収、パク元部長が秘密情報部隊<イアーゴ>
の存在を教える、裏金の資金洗浄など汚い事もやらせる真の実力者達。
(事実は軍高官/保安司令官のチョン将軍が裏切り着服をしていた)

アメリカCIAが韓国人を使って青瓦台大統領執務室の
盗聴を行ってた

宮井洞 

ブラッシュコンタクト

パク元部長の執筆した「革命の裏切り者」の一部が
情報流出で日本で出版され命を狙われる事になる。


イム教授という保安司令部の民間技術者がクァク警護室長に
スカウトされキム部長の盗聴を指示されていた。
「誰が先に剣を抜くか」
映画の流れではパク大統領を側近の内誰かが追放し
後釜になるかの後継者争いが発端となってる
(大統領暗殺後の軍事裁判でもそう発表)

アルジェリア人の<アサシン>をキム部長達が
雇いパク元部長の暗殺を計画しクァク警護室長達の
パリ市内での暗殺計画と対立した同時進行になる、
韓国大使まで巻き込んでいたがキム部長達の計画通りに
車に誘導された元部長が拘束されるがアルジェリア人達は
素人よりマシ程度で元部長が抵抗し逃げ出す、最終的に
キム部長の部下に殺害される
(しかしいくらパリ郊外だからとはいえ人通りゼロはない)
この時韓国国内では観劇をしていてそのBGMがパリ市内と
シンクロしてる(元部長の死体は人間シュレッダーにかけられ
ミンチ肉に)

釜山でデモが発生し青瓦台内部で意見対立があるが
室長推しの戒厳令が採用されキム部長の影響力が低下。
「パク部長が持ち出した金は?奴の安否には興味ない」金カネかね
「私が食いつきそうな餌を持って来い」

内部関係者とはいえ正式ルート以外で大統領の隣室に
忍び込めるか?(室長が激しいゴマスリ野郎)
パク大統領の独裁者ぶり 
「君の側には私がいる好きなようにしろ」
=ママが屋根に登って・・・・

最終的に大統領と警護室長と警護員達を射殺、
南山に行くつもりだったが陸軍に戻り逮捕され
軍事裁判で絞首刑になる、ECはその裁判時の音声や画像。

 

PS
おいヤフー
一部の映画は他のレビューサイトでは対象になって
評価出来るのにヤフーでは対象になっておらず
出来ないぞ、他にもアルファベットを含めば無関係な
タイトルが出たり、一文字でも間違えると検索結果で
出ないとかもう少し使いやすくして欲しい。