☆海運会社
日本の海運会社(オペレーーター)は
決して小粒ではないが他国は善し悪しは別として
1社独占体制に近いのに対し世界規模で見れば
<準大手>が数社ありスケールメリットなど
ほぼ不利な面が多い。
典型例がハブ港とコンテナ施設で
日本最大規模でもアジアでは中規模レベルの
数しか捌けない。
それはともかく海外の大手海運会社の
ドキュメンタリーを見た、1000隻以上も
運航してるから軍艦ではないがある意味
海軍並みの能力が求められる。
自社で<基幹船員の養成、一等航海士や船長候補>をし
<多数の人件費が安い外国系船員で運航>
国籍は複数に渡りこれらの船員の手配とか
物凄く複雑になる。
てっきり機関員は機関だけと思っていたら
だいたい27名前後で大型船は運航するから
(うち1名は事務員で船員の給与計算や補給の
調整など船舶以外の事も必要、調理員も必要で
全員が運航に携わるわけではない)
<一人二役>みたいに多岐にわたり
甲板員と見張り員は兼任だったりする作業が多い。
流石に専門知識や技術が必要なものは
<機関長>など専任になるが。
そして驚いたのが居住区画で
ロシア戦略原潜もびっくりプール付き
スポーツジム区画(もっともこれは米空母などもある)
料理はご馳走のバイキング型式
食堂とは別の娯楽室(ゲームや卓球台)
ブリッジは大型船でもせいぜい2~3人で運航し
しかも沖合いにいる時は恐らく<自動航行装置>で
操舵なんかしてない(もちろん直後ろに立ってる)
後部はクッション付きのちょっとした休憩区画と
コーヒーメーカーまで置いてる(それだけスペースが広い)
意外な事に常時船長がブリッジにいる訳ではない
コンテナ積載部分の骨組みなんかも分り実際に
どうなってるかも分る。
航海中は消火訓練などもやってる
外航船なので寄港地では乗員が観光などで
世界各地をまわってる(船乗りの特権)
部屋は<ニトリみたいな殺風景>なだけで
船長室は公室と私室だけでよく言われるように
<マンション並みの広さ>らしい 公室しか
見せなかったが公室だけでもあの広さ、
乗員の<個室>は宿泊特化型ホテルのシングル程度
(同じ年の北欧以外の海軍兵下士官が3段ベッドであり、
日本の殆どの漁船がタコ部屋で横になるスペースのみ
しかない事を考えたらどれだけ恵まれてるか分る、
北欧の人権国家は基本的に小型艦以外は2段ベッド)
☆新潟県議と国会議員のバトル
先の選挙で立候補した新人国会議員に
地元のベテラン県議が頼まれてもないのに
余計なアドバイスと、広島であれだけ問題になったのに
選挙戦での実弾つまり<現金>を要求したから
また騒ぎになった・・・と思ったら何故かメディアは
ノータッチに近い。
維新の新人議員が言ってから問題になった
文書交通費と同じ<国会議員の常識、世間の非常識>で
普通に考えればおかしいのにメディアも議員達も
問題と思ってない。
(維新も何故か新潟のこの問題は騒がない敵失に近いのに)
たとえ屁理屈上の言い訳<郵便や通信費>が事実としても
何故県議に払う必要が有るのかも分らない。
しかも言ってないと否定したから録音した会話内容まで
公開したら今度は新潟県連の議員達が<国会議員の県内の役職解任>を
言い出して泥沼にはまった。
(普通なら県議を何とかすると思う)
私の住んでる県でも自民党の女性県議が共産党の何かの
活動を一緒にしただけで<離党>させられたり、
逆に高齢男性現職県議が自身が経営する社会福祉法人から
半強制的に選挙事務所に事務員として働かせ給与は
社会福祉法人から払わせただけでなく、その他の職員達の
給与から強制募金で無理矢理毎月集めてても自民党県連は
問題視せず県議選では公認した・・・・・
(幸いにも落選した有権者を馬鹿にしすぎ)
県議が腐ってるから県が衰退するのは明確な相関関係がある。
維新の片山虎之助元議員が80過ぎて議員を続けていたとか
どう考えても狂ってる、しかも我が息子を別の選挙区で
公認候補にし<親子で国会議員>とか完全に私益と国益を混同。
北海道の鈴木親子(党が異なっても親子は親子である程度の
三バンはある)や中曽根親子(元首相の子と孫)など
何故か保守系しかもネオナチ系極右の系列が多いのが
共通してるのは偶然か?
他にも80代議員はいてこういうのを選ぶ時点で
改革や革新なんか出来ないのは明白。
☆海保海猿全員合格
多分海難救助と沈没船の捜索などでの
レベルは沿岸警備隊系の中では優れてるだろうが
<情状>で判断し選抜試験を合格させてるのか・・・
全く分野が異なるがイギリス海兵隊公式の
不合格率40%でUSMCが12~16%、英海兵隊は
6ヶ月<ふるい落として辞めさせる>のと
アメリカは3ヶ月で<基礎コース>だから
同レベルでもないがそれでも全員はない
(怪我の場合はその期は脱落し次の期に回ったり
そのまま不合格)
英海兵隊のドキュメンタリーを見ていたら
新兵50名の小隊で最後まで残ったのは
5人で不合格率は90%だった。
アメリカは基本的に<契約社会>だから
海兵隊に入隊したら辞められないので
事故怪我などそういう部分での脱落。
これも違う映像でRAF唯一のRQS(捜索救難飛行隊)が
ヒューイヘリ3機のみで運用されるのも規模が小さいが
<パイロットは1人だけでコパイロットは搭乗しない>
コクピットの計器類は殆どアナログでデジタルモニターは
小型が1つだけ(H60-Sの最新型は逆にアナログはない、
エアバス380などのコクピットと同じように中央部の
コンソールでモニターを操作する)
12/8日は日本時間で真珠湾攻撃の日で
ネットを見れば流石に暗号解読陰謀論は
消えてるが未だに<民間人は狙ってない>
<原爆を落としたアメリカが卑怯>と
ネトウヨが吠える吠える。
是非英語でアメリカ人や米軍に言って欲しい
中国との対立となるとアメリカ軍に縋るクセ
自国の汚点は認めずアメリカが悪いと言う
(そのクセアメリカに助けてもらう事を
想定してる)
どんなに吠えても日本は負けたのであり
参戦するきっかけが無かったアメリカを
一致団結させた奇襲は戦略的には大失敗だった。
悪い部分は悪いと認めないから
日本の悪習は改善されず全てが悪循環しかしない。