映画レビュー アイアンスカイ


☆1233
原題<IRO SKY THE COMING RACE>
邦題「 アイアンスカイ第3帝国の逆襲  」2019FIN


1.人類、月に逃げる
2.カルト集団ジョブズ
3.月面総統とヴリル・ヤー
4.いざ地球へ
5.登場キングナチ
6.千夏恐竜帝国
7.大脱出
8.月面総統を倒せ


オビアナ 主役の女性
サーシャ ロシア人パイロット


ゴリアテ
MAGAならぬMGA

リアルUFOキャッチャー
最後の晩餐
プーチン半裸マッチョの揶揄
もう少し実年齢に近い人が面白いと思う
(多分プーチンの揶揄と気付かない人が多い)


幾つか映画のパロディーがあるが
言及してる人がいないのは気付いてないのか?


スターウォーズ」輸送船もろもろ

「ベンハー」→恐竜と馬車(戦車)ならぬ恐竜車
古代の戦車(剣や弓矢で戦っていた、装甲なし)

インディージョーンズ
聖杯を奪い合うのはオリジナルにも出演してる俳優
ヴォルフガング役

ジュラシックパーク」Tレックス

地球のシーン全般は
「センターオブジアース2」のパロディ
(ご丁寧にDジョンソンまで配列してる)

最後にママが恐竜に蹴りを入れるのもなんかのパロディ
多分アメコミ系ヒロインだと思う。
残念ながらアメコミ原作映画はガルガ様が出演しないかぎり
見ない。




ビンラディン
サラペイリン
ザッカーバーグ
サッチャー
スターリン

アップル信仰を嘲笑してるのは
勇気がある

ブロンディ
(優雅に豪邸で抱かかえられお茶と一緒に登場動画配信され
批判された愛犬の名前、独裁者が犬を好むのは世界共通)
約77年前にフューラーブンカーであの人の前世が青酸カリを飲む前に
毒見代わりに効果を確かめる役を押し付けられ先に殺された。


フィンランドノキアに活躍の機会を与える
ノキアが携帯電話の恐竜として世界を制覇し
スマホに負けた事までは日本で語られるが、確か
スマホの前は全く別の事業をしていてそしてスマホ
恐竜みたいに絶滅しても今は通信(セキュリティ)の企業として
業績は復活してる。


ティージョブズをネタにするのはアップルが
ノキアを瀕死の重傷に負わせたからだろうか?
それともアップル教信者をネタに笑いたかったのだろうか?
日本にはそのアップル教信者が人口比で多いことは有名、
そしてしきりにアップルの優位性を語るが
そのアップル利用者が圧倒的多数の日本がIT関係で他国に
敗北してるのだから少なくともそのアップルの凄さを語る
信者は本人が言うほど活用してない事を証明してる、

月面総統

ヒトラーの弟

神々の黄昏号

死んだと思わせておいてマルコムは死んでなかった
20回も埋めかけられた

油塗れのロシア人

火星=赤い星 
ECをしかり見たら分るがそこは既にロシアが
基地を作っていた(ご丁寧にスプートニクまで飛んでる)


フィンランドみたいな小国が過去の恨みを忘れず
ナチスが嫌い

アメリカの商業主義も揶揄

ロシアも怖いと正直に描いてる
(ただしロシア人パイロットのサーシャと
恋愛関係になるのはそのまま国家のメタファーと
解釈できる、幾ら怖くて嫌っていても隣国とは
仲良くない事が多くても現実は一緒にやってくしかない)

フィンランドの女性首相がコロナでも大活躍して
ウクライナ侵攻後にもNATO加盟に政策転換して
西側の世界中から賞賛を浴びてるが、たまたま
女性だったのか、女性だからこういう決断や
コロナ対応みたいに優れた政治家の資質を発揮したのか
分らないが1つだけいえることがある、

「有事非常時に真の能力が試される」
口先だけで偉そうな事を言っていて実際の有事に
結果も出せず逃げ出す奴は信用できない。