映画レビュー 5月の花嫁

 


原題< La bonne epouse >
邦題「5月の花嫁」2020フランス

原題<良妻>

 

1.家政学校への新入生
2.夢をかなえる授業
3.フェミニスト
4.ラジオ番組
5.最悪なお知らせ
6.再会
7.自由でいたい
8.身を捧げる準備
9.間違っていた
10.私達も革命を

第2次大戦をまだ引きずってる
1967年
フランス五月革命と連動

ジュリエットビノシュ

ヨランドモロー(あの!アメリに出演してた人)

ノエミ リヴォウスキー

監督 マルタン プロヴォ 

セラフィーヌの庭 
<SERAPHINE>

ルージュの手紙
原題< SAGE FEMME    >
2017MEMNTO FILMS  
CANAL+  FT フランス

女性の権利 平等 
てっきり古臭い学校を生徒たちが変えていく物語と
勘違いしたが、妻(のち未亡人)達の物語りもあるし
それはオマケに過ぎず、当時のフランスの女性の価値観や
境遇が描かれてる(流石にこんな昔の事までは調べようも無いから
知らなかった)

この当時女性がロングパンツ(スカート以外)を履くことが
反仏売国奴非国民フランスから出て行けと
(どっかで聞いたことがある)
謗られるような感覚があるとは知らなかった。

フランスの有名女優などが多数出演してるが、
そこまで感動するような物語でもないメッセージ性のある映画

若い生徒達の価値観も当時は斬新で進歩してたのだろうが、彼女たちが
母親になって娘たちが新しい事をしたら否定するような
押し付けをしそう。

フランスと言えば日本と比較して男女平等が進んでると
思えるがほんの50年前までは優れた訳でもなかった。

確か故安倍氏が日本の国際的地位を向上させたと
惨めな屁理屈こいて酷葬をすると駄々をこねたが
男女平等ランキングや平均賃金ランキング、
報道の自由ランキング、論文掲載数ランキング、あらゆる指標
あらゆる国際ランキングがどん底に向かって墜落していく事に
気付いてないらしい。

 


物語は面白かったが最後のミュージカル風ダンスが
破壊した(私はこの手の演出が嫌い)