映画レビュー 

 

☆1260
原題< Comme un  Chef   >
邦題「 シェフ!三ツ星レストランの舞台裏へようこそ  」

2012GAUMONT

1.オープニング
2.三ツ星シェフのスランプ
3.シェフからペンキ屋に
4.時代遅れのメニュー
5.老人ホームの厨房
6.96年のスープ
7.スカウト
8.ジャッキーの実力
9.アレクサンドルの市場
10.レシピのアレンジ
11.バレた嘘
12.プロポーズ
13.寄せ集めシェフ
14.変装
15.試食
16.愛こそ全て
17.新メニュー発表会
18.エンディング

アレクサンドルラガルド /ジャンレノ
ジャッキーボノ/ ミカエルユーン
ベアトリス/ ラファエルアゴ


1番笑えたのは敵のレストランに偵察に行ったときの
偽日本人文化参事官夫婦 どうみてもフランス人
コメディーだから似てなくても問題ない
日本の国粋主義者には絶叫狂乱すること間違いなしと思うが、
コメディーとはいえフランス人の日本人観 日本観が出てる
(制作者達は知ってるだろうが、一部の外国人は未だに日本人は
和服着てちょんまげをしてると思い込む人もいまだ存在してる
例外的少数派だとしても、それらの人は日本の存在を知ってるだけ
マシで世界中の多数派は日本なんか知らない、学校に通えない
電気もない地域の人が日本を知るわけがない)

ジャッキーにとってはサクセスストーリーだが、
アレクサンドルラガルドの描き方がフランス映画の特に
仕事上の価値観の典型を描いてる、このタイプの流れに
なる事は100%で他の全ての映画も選択肢は共通してる
<仕事よりも家族が大事><嫌な仕事を我慢して続けない>

日本人の職業観は<家族より仕事><命より仕事 喜んで過労死する>

もちろん映画だから出来る事で直に退職する人ばかりではないが


料理のシーンははっきり言って大した事はない
(ましてやラスト近くの1時間50分からやっとで
新作料理の創作と調理)
もう少し詳しく描くと思ったが、10年前の流行を見れた
多分今はどうなってるのか?
<分子料理><極超低温調理>