☆見たい事を見る 五百七十八
ジュリアスシーザーの言葉だったか「人間は信じたい事を信じる」という台詞が
多用される映画があった（多様な情報があっても自分の考えに近い情報だけを
抜き取って自分の意見の裏づけをし都合の悪い事は偶然だとか信じない）、
私が幾ら猫好きだとしても勿論人間なので私にも該当する部分があるのだが、
＜記者みたいに給与を貰って記事を書いてないしコラムニストコメンテーター
みたいに対価を貰ってない＞上に影響力は太平洋上で目薬を注ぐ程度の変化も
与えないから＜間違っていても私は正しい＞と恐れずに相変わらず書く。
最高責任者本人はもとより、その信者と思われるコラムニストなども愚直に
＜ゲリノミクスは成功している日本経済は明るい＞というスタンスを崩さない。
その根拠として”必ずや”取り上げられる指標が＜新卒内定率と有効求人倍率＞
であるが、私の記憶違いでなければゲリノミクスとは「大胆な金融政策」
「機動的な財政政策」「成長戦略」で＜デフレ脱却＆成長と分配の好循環＞を
”必ずや成し遂げる事をお約束します、失敗する事は絶対に有得ない”と添えて
（序に節々に民主党はクズゴミカスボケだとディスって）
その反論というか陰に潜むカラクリは説明しないが（東北の復興需要とか
介護職だけ突出とか諸々が絡んでいる結果の有効求人倍率）
ネトウヨが大嫌いな”一部を切り取って”の批評を自ら行なっていてまるで
＜満塁ホームランを打つ＞と宣言していてデットボールの押し出しを
「得点に貢献した」と”すり替えて”自慢しているみたいだ。
＜デフレ脱却と成長と分配の好循環を目指すけど出来てない、しかし内定率と
求人倍率が改善しているからゲリノミクスは大成功＞と主張しているみたいだ、
しかしその裏には＜人口減少労働人口減少--将来にわたって＞という恐ろしい？
現実が入ってる事を見逃しているようだ。
確かに雇用環境の改善も景気回復基調が無いと起こらないが、劇的に回復せずに
雇用環境が改善すると言うことが示すもう１つの事実にまではオツムが回ってない。
最後にお聞きしたいのだが何故ゲリノミクスが成功しているのならば続けざまに
＜給付金支給＞とか＜増税延期＞とかばら撒きや痛みの先送りを繰り返し
＜プレミアムフライデー＞みたいに”絶対に定着するわけがないし
消費改善する理由が見当たらないと断言すると約束する”マヌケな事を
するのだろうか？
リーマンショック前だと？「私は言ってない」→イギリスのＥＵ離脱で株価下落
→「私の言ったとおり」 おいおい最高責任者は数日前に言った事も覚えてない？
トランプも先日言った事を言ってないと否定して（メディアから嘲笑されてるぞ）
