竹槍でB29は落とせない

竹槍事件

新名丈夫

太平洋戦争中に毎日新聞
「竹槍では間に合わぬ、海洋航空機だ
飛行機だ」みたいな事を書き東条英機
逆鱗に触れ、香川県の機関銃中隊に
懲罰徴兵された上に、それを批判されると
39歳の同年齢の<無垢>の人たちが
批判をそらすために30人くらい徴兵され
硫黄島へ送られ全員戦死した事件がある。


驚いたのがWIKIでも
それ以外でも新名を批判し
東条が批判されてない、
海軍の片棒を担いだ
(流石にネトウヨが書いたと思われる
民主主義世論という批判はマヌケ)
他の言論弾圧事件とは一線を画すと
新名が悪いと批判してあった・・・


しかし<陸軍の片棒を担いだ御用記者は?>
<そもそも投獄されなかった記者は
帝国陸海軍の片棒を担いだ提灯記事しか書いてない>
両方の提灯なら良いが、海軍だけはダメという
屁理屈が全く理解出来ない。

そしてそのような個人的感情で
一個人の生死を左右し復讐的に
権力を濫用したことは何も問うてない
片手落ちがある。

新名は部隊内では本当に大事にされ
特段きついこともさせられず、部隊を
去る日には中隊長レベルの士官が
送別の為に酒を一緒に飲んだそうだ
(その手の会合で下級兵士と士官が一緒に
なることは基本的に避けるの慣習)

開戦の責任だけが東条の嫌われる理由と
思われがちがだ、都内の視察でゴミ箱を
のぞいたり几帳面すぎて官僚癖が出たのも
理由だが1番嫌悪されたのはこの
竹槍事件でのタマの小ささで狭量な
精神が露呈したこと。