「砂と霧の家」(HOUSE OF SAND AND FOG)



砂と霧の家」(HOUSE OF SAND AND FOG)
珍しく直訳


感動と言うより感銘いやむしろ“やるせなさ”が残る作品で
ジェニファーコネリーが出演、作品の分類としては“サスペンス”か“ヒューマンドラマに当たると思う、


では前置が長くなったがストーリーを紹介しよう

夫と離婚して一人暮らしをしてるいる若い女性がそのショックから

気力を失いきちんとした生活を送れなくて税金の滞納をする。
州政府に父親の遺産の住宅を差し押さえられる、州の役人と警官が差し押さえに来て一人の副保安官が親切にしてくれるが、友人にも家族にも頼れず荷物は貸し倉庫に入れ、寝泊りは自動車と言う生活を送る事に。


州政府に差し押さえられた住宅はイランから亡命してきた大佐一家が競売で競り落とし生活を始める、入居後は早速改装して転売しようと計るが元の持ち主のジェニファーが納得出来ず乗り込もうとして怪我をしたり、購入希望者の前でわめき散らしたりしてトラブルを起こしまくる。差し押さえにいていた副保安官が結婚生活に飽きて家を出てジェニファーと暫く一緒に生活をしていたが当然彼女の肩を持ち大佐の一家に脅迫とも取れる言動
警察署内でもトラブルを起こし始めた時から歯車が狂い始め、
ジェニファーが自殺未遂を起こしたところを大佐が助けるが、
副保安官が誤解して一家を住宅のバスルームに監禁する、大佐は逃れるために州政府に住宅を返還すると言って息子と副保安官とで事務所に出掛けるが途中で息子が射殺されてしまう、それに絶望した大差は妻を道連れに心中。


ジェニファーが通報したが結局彼女は正当な所有者ではなくなる。


この映画の予告編で流れていた文句が
「欲しかったのは家ではなく家庭だった」 納得。