「パンドラム」(PANDORUM)2009年




九七「パンドラム」(PANDORUM)2009年 
CONSTANTIN FILM


                       
 本編101分 / 全編 108分


               
 ドイツ・アメリカ     ☆☆☆★


主演:バウアー伍長(技術兵)役-ベン・フォスター


   クーパー中尉       デニス・クエイド


コンスタンティンフィルムはドイツの会社だがこの作品は純粋にアメリカ作品で出演者も


CGもVFXも全てアメリカの賜物と思う、他国でもある程度のレベルはあるがアメリカには適わない、では何故ドイツの名前が出てくるのか?


パンドラムとは一種の精神疾患というか幻覚というかそんな感じだった辞書に無かったので勿論私の安い辞書が悪いのだろう。


 


ストーリー / 人口冬眠中から目覚める男、弊害として直に記憶が戻らないらしく自分の名前も思い出せないが出てきたカプセルから“バウアー伍長”と思い出す、服を着たりと


準備をしていると別のカプセルが空き男性が出てくる、その男性“クーパー中尉”の手伝いを等をして任務を行おうとするが司令室への扉が開かなかったり、今いるロッカー室の電気もつかない、クーパー中尉が手動発電機を回しその部屋の明かりやコンピューター類が作動するが急にでかい音がしたりする。通気坑を這い進んで別の部屋に行こうとしていたら遺体があった、苦労して別の部屋に“落下”して別の所に向かっていると女性に襲われる抵抗してると別の怪物まで襲ってきそうになったが怪物は別の死体があったのでそれを持ち去る、伍長は原子炉の技術兵らしく司令室に行く為には直接出向くよりは原子炉を


再起動させたほうが良い方法なので中尉に報告して向かう事にする。通路を歩いていると


人間を吊るしたトラップがあった、その人間は生きていて別のチームの人間が救出に来たと思っていたが、彼も別のチームの残員であった、かれはバウアー伍長に怪物から逃げろと言う、怪物が襲ってきたのでバウアーは逃げるがチーム6の彼は襲われてしまう、伍長も襲われるが別の男性に助けられる。原子炉に向かっていたバウアーがコンテナ室に入り


コンテナを開けるとまたあの女性に襲われる、そこにまた以前バウアーを助けた男が助けに来る、2人は争うが伍長が収める。


 


 女性は生物研究室のメンバーで目覚めた時に5人いたメンバーは今は自分だけ、惑星


タニスに向かっていた宇宙船エリジウム号は、タニスへの移民船であらゆる生物等を積載していた“ノアの方舟”になっていた、また彼女と争っていた男性は農民らしいが言語が違うので意思疎通が難しかった。 ロッカー室にいたクーパー中尉の所に通気坑から


ギャロル伍長という男性が助けを求めてやってきた。


 


エリジウム号のクルーの睡眠室を進む途中で死体のゴミ捨て場に落ちたり大勢の怪物に襲われるが殺した怪物の共食いや人工睡眠から目覚めたばかりの人間がいて彼が襲われて逃げる事ができた。


 


バウアー伍長ら3人が原子炉へ向かう途中のゴミ部屋でまた1人が生き残っていた


ロッカー室ではギャレル伍長がパンドラムの症状をクーパー中尉に説明していて


ゴミ部屋では怪物の生まれた敬意の憶測をしていた、するとその部屋の人間がエリジウム号で起こった悲劇を説明する


「地球に似た惑星に人口増加などで住めなくなった数万人の人間をエリジウム号で移住去させる為に打ち上げた、打ち上げに成功し人類は喜んだ一部のクルーは眠ったが。


交代制で3人のクルーがエリジウム号を操縦などに従事したが『残るのは君らだけだ、


神のご加護を』という送信の後(実は冒頭のシーンはこのシーンです)、天体消滅と表示


され地球がいくら検索しても出てこず、通信も不可能になった。司令室に残ったチームは


殺し合い生き残った男は人口冬眠中の人間を起こして残虐なゲームをして自分は王になったが残った人間が進化して怪物になって行った、食事の栄養分に入っていたのは環境に適応する能力が高くなる成分を入れていたので殺し合いに適応する為に“怪物”になったのだ。」それを説明していた男が3人を騙して食事を与えるといって睡眠薬を入れていて


彼らを縛って食おうとしていたが、原子炉が故障しかけていて急いで再起動しないと


エリジウム号自体が消滅して自分も死ぬぞとバウアー伍長が説得して開放される。


 


ロッカー室ではクーパー中尉もパンドラムの初期症状がでてきた、原子炉区画に向かう


バウアー伍長達だが彼が怪物の“巣”に落ちてしまう、怪物の皮をかぶって匂いを消して這い上がって戻ろうとしたとき怪物が目覚めて襲ってくる、原子炉を再起動した時その


エネルギーで大部分の怪物たちも死んだか残った怪物立ちからバウアーらは逃げる、


農民の男は怪物の“リーダー”を倒すが子供に油断して殺される、ゴミ部屋の主は


自分だけ先に逃げバウアー伍長と女性が取り残されそうになるが、やっとで司令室に


辿り着く。そこにいたのはクーパー中尉であったが実はバウアーも気付いていたが


彼こそが殺人鬼で本当は「ギャロル伍長」であった、バウアーがギャロルを責めるが


彼はバウアーらも殺そうとしていた、エリジウム号は発射後923年も経過していた


予定では100~200年での到着だったのに、既にタニスに到着して不時着水して


一部は海底に沈んでいた、バウアーとギャロルが争ううちに飛び散った部品が司令室の


窓を破り海水が流入してくる、バウアー伍長と女性はカプセルに逃げ込み非常脱出ボタンで外に出る、ギャロル伍長は船と共に涼む。


 


エリジウム号から脱出できた2人の後には残りの1210名がカプセルで海面に飛び出し


その年がタニス元年となる。


 


アメリカ作品ならそこそこだがドイツが絡んだので面白かった。