モチベーション


☆ DAS BOOT  809/1

潜水艦映画の最高峰傑作と言われるドイツ「U BOAT」があったがその
1シーンで中立国を装っているナチスよりのスペインに寄港して
給糧艦から食料を受取る序に現地のナチス幹部が乗組員を(人数がどれ程かは
忘れた)歓待するシーンがある、豪華な料理を礼儀正しくナチの現地高官が
食べてると乗組員はガサツに手つかみで音は立てるこぼす騒ぐで
テーブルマナーなど存在しない雰囲気で一瞬気まずくなる・・・と
思いきやそのナチス高官どもも一緒に為って手づかみで食べたりして
大盛り上がりの大盛況だったか、ナチス高官が激怒してしまったかは忘れた。
ただ実際に粗野な乗組員がそんなことをした時でもナチ高官や海軍高官は
咎めなかったそうだ・・・・・それほど士気が大事でまた被撃沈率80%で
<出撃=ほぼ全員戦死>と変わらない危険な任務に就いている潜水艦乗組員に
不愉快な思いをさせないとか気を使っていた。
(手づかみのエピソードは映画中にあったかは忘れたが実際に有った事だそうだ)


雑誌のSHIPSで最新鋭の米空母を訪れたゴッドマザーだったかフォード夫人が
下士官食堂で飲食物の配食(取り放題でない部分の肉とかを皿に乗せる)
をしてる画像があったが、海軍作戦本部長とかトップクラスが艦艇を訪問した折には
殆どが士官食堂では食べず兵員食堂で下級兵士と一緒に食事を食べたり
話し込んだりする(もちろん打撃群司令や高級士官とも話をするに決まってる)
ポーズだけとかその程度で何も変わらないのが実際だろうが士気に関しては
人気がある高官なら俄然上がるに決まってるし、実績能力はもちろん有る程度の
人望がないと太平洋軍司令官や艦隊司令官には為れない。

海自の場合だと首相が幹部食堂でカレーを食ってる画像がその乗艦した
艦艇には飾って有る場合があるので<どこで誰と食ってるかは容易に想像つく
防衛大臣とかそのクラスも、ある本でも書いていたが基本的にメディアも
幹部食堂にご招待されるそうだ>海自側は幹部食堂に通さざるを得ないだろうが
そこを断らず言われる通りで済ませる側も悪い。

自衛隊がモチベーション/士気に関して全く配慮してないとは言わないが
<政治家が自衛隊員の士気に関しての配慮はゼロ、寧ろ自分が配慮してもらうべきと
勘違いしている>先制攻撃能力とか自衛隊には不可能無駄な事をしろと主張したり
変な部分では利用しようとする割に。

さて稲田の発言が自衛隊法でんでんに無関係にいかに狂った発言か
理解してもらっただろうか?軍人ではないが上に立つものは指揮下監督下に
ある者に関して過剰なほど気を使うのも珍しくない場合も有るのに寧ろ
日本の場合は”私物化”で”激怒””嫌悪”させるのが任務と勘違いしてる
トランプも失敗したのを軍人に責任転嫁したり
CIAやFBIを敵に回す発言をしたり、危険な任務につく職員や隊員を侮辱してると
受け止められかねない事をしまくってる。