無理


<失敗する事業に金をつぎ込む才能だけは世界一>で
経済産業省が目を付ける=ヒットしないの法則が成り立つかも。

馬鹿げたクールジャパンとかプレミアムフライデーとか
イチイチ取り上げなくても分かると思う。
MRJも仲間入りする日も間近だな、あれだけ騒いでおいて
結局は後発の航空機が追い越す可能性が高い。






☆MRJが既に脱線したので 一〇〇七


殆ど陰謀論に近い形で戦後で変化した事に関してその
原因と責任を突き詰めると<GHQ>に求めたがる人がいる。
(言うまでも無く直接関与してる事案も多々ある)

WILLだったかVOICEだったかで昨今の人口減少も
その原因をGHQに責任転嫁してるユニークな主張が掲載されていたが
確か何処かの大学教授だったと思うがその講義を受講する学生も気の毒。

さて此処からが本題だが日本が戦後航空機分野で立ち遅れたのは
ゼロ戦に恐れおののきアメリカが研究開発を禁止したからという
主張が時々掲載される。確かに開戦当初はゼロ戦の完勝で優秀だったが
昭和18~19年にはアメリカも<学習>はするしその底力を発揮し
遥かに凌ぐ性能の戦闘機を<大量に戦線に送り込み>ゼロ戦は殆ど
過去の遺物と化した。

B29はもちろんB17みたいな戦略爆撃機も生産出来ずに
戦後にジェット機ジェットエンジンも日本が自主開発
出来たかは怪しい、<墜落して乗客が全員死亡する旅客機>を
作るのが目標なら兎も角。機体とエンジンだけの開発では済まず
航法装置や無線機など他にも必要な機器はあり戦中から日本は
殆ど開発出来てなかった(これもまた戦闘で不利になっていた)


戦後航空機開発が禁止されてないイギリスやフランスが
優れた航空機を開発出来てないのに、日本だけが奇跡で
開発出来ただろうか?アメリカ製を輸入してコピーする
なら別だが自動車は確かに成功しているが、仮に航空機と
自動車と両方の開発をしていたら<少ない人材を分散>させる
結果となり両方とも満足のいく成果が出なかった可能性もある。
ボンバルディアみたいに住み分けで小型機のみを製造し
中型機には手を広げないみたいに選択と集中をしていたら
その分野だけは地位を掴んだかもしれないが、
ボーイングエアバスに並ぶほどのメーカーには
なれなかったはずだ。


MRJの開発にしても未だにゼロ戦を引き合いに出す奴が
いるのには驚くというか<幻滅>にちかいくらい残念
70年前の技術の寄せ集め旅客機に乗りたい人はいない。

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