Marine nationale



☆MISTRAL  L9013 BPC 六百九十五

2017年4月30日MARINE NATIONALE に所属する
戦力投射艦の一番艦ネームシップでもある大型艦が佐世保で一般公開
SHIP TOURがあるので見に行く事にした。
まあ毎度のことながら海自は広報が杜撰だな、自国自前の艦船ではないが
一般公開のページの"営業時間の変更”だけはしていたが具体的に
艦名まで入れるとかニュースみたいに目立つようにするとかすればいい
新聞を読んでいて当日気付いたので連休中に護衛艦の一般公開で倉島に入り
その序に撮影しようと思っていたのを予定変更して行く、ネットニュースにも
新聞社系では掲載されていたが隅々まで読むとは限らないからな。。。

GWやお盆と新型艦(すずつきみたいなの)の時以外普段は閑古鳥が鳴く
佐世保の一般公開、倉島(干尽町の倉島岸壁だからどっちの地名でも正しい)
佐世保駅から歩いていくと普段はそんなに歩く人もいない歩道を
そこそこの人が歩いている、あっちから出る人はフランス人が時折で
向かう人は10~人位いる13:30の開演で1315分か20分の
到着だったが既に(佐世保の一般公開としては)長蛇の列凡そ50人以上は
既に並んでいる予定より少し早く受付はしてくれたみたいだが
人数制限をしているみたいで数分おきに何名かが受付をするという
スタイルで遅々として進まない、私の後ろにも行列の出来る見学コース
になっていて書いても分からないだろうが佐世保の人と見学した人でないと
倉島の正門からあの直線道路を延々と県道まで延びていたそうだ
自家用車できても駐車場がないので追い返され近くの市営駐車場に
もう1度車を置いてきて並び直す二度手間の人が少なからずいたが、
県道に看板か貼紙をすればよいのに・・・

40~50分待ってやっとで受付を済ませ初フランス艦艇の見学
法律上はフランス法が適用される治外法権でもある、もっとも捕まっても
日本の警察に引き渡されるだろう。
先ずは人員用のラダーランプ傾斜を通って艦内へフランス海軍は制服も
クールだな、艦内で海兵隊員(海軍かもしれない)かなボディーチェックで金属探知機の
ハンディータイプみたいなのでチェックされバックを空けて見せる
それ以降は写真撮影し放題だった、運悪くウェルドックが危険と言う事で
立入規制のロープを張っていてそれ以前の人は何人か降りて歩いていた
折角だから見たかったが仕方ない、後ろを振り返るとMWDがゲージに
入れられ大人しく座っていた並んでいた時にフライトデッキ上を
ハンドラーとパトロールしていたから居るのは分かっていたが、
この乗艦したPONT1か2(上からフライトデッキ7―6―5、PONTと表示)
はウェルデッキとビークルデッキが後部にあり
後から分かったが前方は乗組員でない陸軍海兵隊などの便乗者というか
”乗船客”の区画になっているみたいだった、L9013のゾディアックボートが
2艇置かれていてその船外機はYAMAHAで各国の海軍などでも広く
使われている、そしてランプ傾斜を上り上のデッキへそこは相当広い
車両甲板でトラックやピックアップトラックにコンテナなども置いてあった
そこに警備の海兵隊員か海軍か知らないが迷彩服とベレーを被った隊員と
MWDがいた、そして階段を2階分ほど登ってハンガーデッキへ
フランス軍の小型ヘリが整備中でローターも外され油圧ジャッキで
持ち上げられて置かれていた、壁に貼られたヘリの固定方法みたいなのを
見ると7種類のヘリを搭載可能みたいだ(通常は4種類程度で目的に
合わせ入れ替えて合計が7)、その横から抜け穴みたいなハッチを抜け
フライトデッキへヘリが2機いてその前にはZODIAC BOATが
運搬用の台車みたいなのに乗っていた。後部を見ると搭載艇でアメリカなら
LCACに相当するWJ推進だったか双胴タイプの輸送艇と小型のFASや
LCMという形式とUSNが称する上陸用舟艇みたいなのがデッキから吐き出され
倉島に接岸されていた。

ヘリコプターが海軍の割に緑色なんだなと思って文字を見ると
ROYAL NAVYと記してあるイギリス海軍のMH何とか
ピューマと勘違いしていたが多国間訓練で搭載してるそうだ
(後に陸自も1機載せて隊員も西普通科連隊の中隊規模が訓練に
参加するため東南アジアまで乗船)一機はカバーをかけて保護していて
もう一機は後部のランプを空けて<搭乗見学オッケー>写真オッケーの
サービスだ思ったより機内は広く20名ほど乗れる(輸送人員)
コクピットまで見れたので撮影もした、多分パイロットと思える
2名のイギリス人が殆ど写真撮影の為にいるような感じになってしまって
(もちろん見張り的な役がメインだ)アメリカ人は普通に見ても佐世保では
アメリカ人やフランス人は見かけないから(もっとも区別できないだろうな)
モテモテだったと思う。

そのあとはボートが置いてあるので乗ってみる、こっちの船外機はボルボ
ボートも11Mタイプより一回り小さいタイプ船外機エンジンはボルボだった。
1番前はアンカーを置いていてそれを結んでいるポールがある、普段は
舫を繋いだりするが海自では見かけない使用方法は機銃をマウントできる
ので他国の特に特殊部隊は必ず機銃などを設置してる。

ボートから降りて際前方に行くとボノムやCVN70と共同訓練から
帰港したあしがらや他の艦艇が接岸しているのでその風景を撮影する
並の奴はそのまま一緒に撮影したのだろうが、私は少し手間をかけ
トリコロールの旗と一緒に映しこんだ。

4隅の前後左右には個艦防御の兵器を置いてるが25mm程度と名前は知らないが
スティンガーみたいに携帯式のを固定発射に据え付けたみたいな
対空ミサイルを置いてるが全部国産に拘らずともアメリカ製を部分導入したほうが
かなり防御力は向上しそうだ、対テロには有効だろうが、左右の前後4箇所は他に
12.6ミリを設置したままだ海自は熱でバレルが歪むので普段は外すそうだ
USNも母港化されてるのは外し寄港してるのは取り付けたままの方が多い。


帰りは左前方からまた狭いハッチを潜って下りていくが売店があったり
フィットネスルームが広いことその辺の市営のフィットネスジムより
かなり良い。そして階段を下りまくり居住区画を通って(一部屋だけ
開放してあったので居住区画と分かった、空室だったので艦艇の乗組員ではなく
海兵とか陸軍などの乗艦者の部屋だろう)

舷門を通って下艦したが多分引き潮の時間帯だったのに相当高い舷だった。

海自も強襲揚陸艦を導入したいらしがLHDやLHAのアメリカ製は幾らなんでも
大きすぎるからこのタイプをフランスから購入したら良い、手頃な大きさだ
2万トン程度が丁度良い一から設計するよりコストも安くつく、個艦防御と
レーダー類だけ国産かアメリカ製に入れ替えれば済む(戦闘システム等も)
アメリカの強襲揚陸艦はいきなり海自最大級の2倍でおまけに乗組員も
それだけ多く必要だ。
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