麻薬戦争




☆麻薬戦争

南米の麻薬取締に密着した報道があった、
陸軍の特殊部隊に同行する、ヘリ2機で移動してるので
せいぜい20数人の2個分隊自衛隊なら1個小隊)
(ただし貧国だからせいぜいアメリ海兵隊並の装備)

早朝5時の日が昇らないうちから行動し
(特殊部隊だがNVGを持ってない、相手はゲリラで
兵器類は重武装だが個人装備はそこまでないはず、ヘリの
ドアガーナーは付けていた)
麻薬の精製拠点を1日3~4箇所潰す作戦だった。

6時に1箇所目に到着し殆ど抵抗なく占領し拠点に
放火して次の箇所に向かう
2箇所目に7時くらいに到着、ここで捜索や検問を
してると銃撃され相手が見え難いので隊長の大尉は
機銃射撃を止めたり<勇敢に反撃してる様子は無い>
そして明らかに劣勢となってるのでジャーナリストを
脱出させる為に数人を護衛につけてLZに向かわせる、
しかしそのジャーナリスト側が明らかに少人数なので
ゲリラ達はそちらに攻撃を集中してくる、他のヘリを呼び
航空支援でバルカン砲などで地上攻撃をしたり、
COIN機まで飛んでくるがジャングルで見え難いのと
JTACみたいに明確な指示を与えられないので
効果的な攻撃ができてない(敵との距離が150m程度と
かなり近いので誤射誤爆がありうる)


ジャーナリストが銃弾で腕を負傷し、護衛の兵士も
グレネードで負傷し最終的には3人の兵士と警官が殺害され
ジャーナリストはゲリラに30日ほど拘束された。


結果論だが
1箇所目を捜索してる時に連絡が入り2箇所目では
待伏せて反撃された可能性もある、兵器類も麻薬業者などの方が
資金力にモノを言わせ遥かに強力な場合もある、実行するなら
1箇所づつを制圧せずに4箇所同時に制圧する必要があった
しかも結局は日光がさして条件は殆ど対等だった、
航空機は飛んでも(ヘリが合計4機 COIN機で合計5機)
ドローンがないので敵の位置など正確な情報もなかったり
作戦も優れていたとは思えないし、圧倒的な人数か優れた
支援体制でゲリラを制圧しなかった。
(撤退地点が霧で覆われヘリが着陸できなかった、
移動したら近くからゲリラがヘリを攻撃し/命中しないが
ヘリが着陸出来なかった)


現場の大尉ではなく大佐など上級司令部の責任
そして装備で勝っても作戦が杜撰だったり
上手く兵器を活用しないと意味が無い
40mm~60mmの迫撃砲や無反動砲など
もっと重装備で対抗しないと勝てない相手
(しても苦戦する)