映画レビュー 755 じゃない355

 

☆1265
原題< THE 355      >
邦題「355」アメリ

原題:アメリカ独立戦争時に活躍したと言われる
謎の女性スパイのコードネーム<355>から

 

ここまで荒唐無稽なのも久し振り
地球の破滅を女性が救う
ジェイソンボーンの女性グループバージョン

どんなシステムにも侵入できるという有得ないシステムを
回収するために女性達が暴れ回る、一種の世界各国の女性スパイ
西側情報当局を描く(中国も入ってるが)

あそこに出なかった情報機関はアメリカ人やハリウッド人種に
とっては世界と自分達の頭の中では存在しないと言ってるのと
変わらない、世界を救ったのは女性だったという流れ

白人 黒人 南米系 アジア系(中国)と人種バランスも
一応考慮してると思える

この手のアクション映画でリアルか非リアルなのかは
問わない、出演者が美女かどうかその一点と若干年齢が
高い系でもう少し若い人が出ても良かったと思う

355のタイトルが何か気付かなかったが
台詞で思い出した、アメリカ軍広報の<裏アカウント>
アメリカ軍のあからさまなプロパガンダアカウントで
「最も活躍したスパイ (アメリカに)ダメージを与えたスパイ」
で355を説明していて<単独説><グループ説>で分からない事も多い
イギリス軍司令官のスパイをしてジョージワシントンに伝えていたと
言われるほど重要情報を握り重要視されていた(因みに第6位の活躍)
逆にアメリカに被害を与えたスパイ等も説明してるがCIA所属とFBI所属
とか定義にもよるし1番のダメージはローゼンバーグ夫妻と述べてるが
ローゼンバーグ夫妻が漏らした内容はそこまでの重要機密でもなかったと
されるし、それより先により重要機密を漏らしたのに放置されたスパイもいる
(政治的思惑が優先したといわれてる)

因みにこの裏アカウントはロシア海軍唯一の空母Kuznetsovを
浮かぶ地獄とか笑えるほどディスったり乗員の画像もマヌケな
表情を選んで紹介、国防省や海軍公式等では絶対にしない事を
普通にやってる。