踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを開放せよ

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  1. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを開放せよ」織田裕二141分


  1. フジテレビ
    いや~そんなこと有り得ないだろう、まぁしかし映画の中だから目をつぶるというのはせいぜい1~2箇所と思う、この作品をコメディーと思えば有り得ないこと

許せるのでコメディーなんだろう。では邦画には厳しい私の具体的な指摘。

テレビドラマの時は具体的で実像に近いのが評価されていたのに・・・
 

             湾岸署で前回から相当の年数が経ち昇進はしているのに人事異動が無い。

   制服婦警が皆若くて美人、画像的には嬉しいがそんな事ないだろう(洋画はコメディーでしかこんな年齢構成のオフィスとか出ません、そして必ず不細工を混ぜるw)

   「バスジャック」「爆弾テロ」「殺人」って筋金入りのプロ達でも簡単に実行出来ない


それをあんなチームとか統率とかトレーニングとか無縁の若造が(5人いれば必要)・・・


   小栗旬 まだ23歳なのに警視正(管理補佐官)普通なら警察署長級の階級なんてありえない普通40代の階級、23歳でキャリアとしても警部補だろう。しかも第一線で自ら捜査なんかしないできない。キャスティングも人気でなく実態に近いのが面白い。

⑤盗まれた拳銃で2件目の殺人が発生した翌日に死体が発見されたが何故?
 かなり重要なポイントだろう、省略するな(タレコミの電話とか発見者とか)
⑥射殺された実行犯の部屋に侵入し、織田が爆弾のタイマーを作動させるが、その後
分解する得意の“何でも刑事” 爆破物処理班でも簡単に処理できないし、分解できないようにセンサーやトラップを仕掛けないほうが逆に不可解でもある。また今時タイマー式
の爆弾なんてありえなさそうな・・・携帯電話の方が確実なタイミング(中止や延長可)で爆破できる。
⑦テロ資金はどうやって入手した高収入とは思えない感じだったが・・オウム真理教とか
暴力団とか資金源があるから様々なテロを実行したり武器の入手が出来た、そこまで描かないと。
⑧容疑者の部屋に“強行突入”する時にSITがいたのに織田が先に侵入出来る訳無いだろう、しかも防弾ベスト等を着用していない(その時はまだ拳銃が1丁不明だった)、因みに
洋画の場合は強行突入のシーンはきっちりとドアの外からダイナミックに突入(演技ではなくトレーニングが必要)部屋の中からの撮影の強行突入は犯人側の視点となる、無人の場所でするな。
⑨湾岸署に仕掛けられた爆弾は配線が剥き出しになっていたけど、そんな構造では何かの
拍子に配線が切れたり、外れたりとなりかねないのでカバーが無いほうが(移動や設置の際に不手際で壊れかねない)不思議。
SATのスナイパーが屋上に4人ほど並列で配置されたが、確実にその場所から狙撃可能とは限らないだろう、対象が移動したら視界に入らず不可能になりかねない、つまり配置は2人を2箇所か 1人ずつ別の場所だろう。
⑪アーミーナイフで爆弾の解除?しかもアドバイスがあるとは言え素人が。
⑫旧湾岸署が爆破された時にあれだけガラス片が飛びまくっていたのに全く死傷者が
 出てなかった、あれだけ野次馬がいたので軽く100人位の死傷者が出そうだが。
⑬実行犯3人がネットカフェで逮捕される前にピストルを持っていたのに発砲しなかった
今まで簡単に殺したのに1番必要な時に発砲しない方が不自然。
 
 兎に角、邦画のフィクションではこんな有得ない“設定”が多い、ストーリーを面白くしようとして逆に真実味の欠けるエピソードが多くなる。