旧態依然


☆残業 六百九十六

特に保守系の2~3流雑誌が残業は必要だ政府の規制は現場を知らないみたいに
やや批判気味に掲載しているのもあった。
実際に残業をしないと納期の間に合わないとか必要な残業もあるかも
知れないが、問題になっているのは特に<その労働に見合う対価を支払わない>
とかそういう問題があるのだが、そういったブラックについては全く触れてない。
働きたいから働く人もいると従来の残業を既得権益みたいに言っていたが逆に
働きたくないのに働かされた上に残業代が支払われてない構造も無視だ。


エイベックスも未払いの残業代があり労基の指摘を受け1~2億円を
払う必要が有るみたいだが社長がブログで反論した<クリエーティブな職種で
好きで働く人もいる>みたいなこと、つまり「反省してない」と
確かに音楽業界と工場労働みたいなのを同一に考える事はできないが
<1500人いる従業員は全てクリエーティブ職なのだろうか?>それだけの
所帯となれば、人事経理総務などの管理部門もある程度の大きさになり
アルバイトにまで支払いがなされてないのはどう説明が付くのだろうか?
ウチの人事はクリエーティブで給与計算も採用活動も退職手続きも
他の企業とは革新的に異なりますとか言うのだろうか?

ネット上のコメント(ネット世論)が全てとか必ず正しいとは思わないが
こう言った批判に晒される<ブラック企業>というイメージが付いたら
マイナスでしかなくそのダメージは未払い残業代より高くつく。

しかも本来は直接関係のないことだが衰退する産業とか企業とか
何故か旧態依然としたことを続けるのだな、音楽業界も典型的
衰退産業だ、他にも体育会系体質のエグザエルを抱える会社も
あんまり良い噂はない。