国策漫画


☆国策マンガ 八百九十五

ドラマや映画で面白いのは見る人次第の好みとは思うが
「現実を超越した」設定(余りに荒唐無稽だと面白みが無い)
「実態に即した」「事実に基づいた」「未来予測 SF ディストピア気味」
と言った設定が面白いだろう。(私は実話BASEの映画だと無かった事を
挿入する事すら面白いとは思えない)

例えばイギリス人コメディアン<サイモンペッグ>は
数年前から(本国では相当前から活躍している、日本でも注目されてるのが
数年前から)出演している映画があるが、<ラブコメ要素>がある
作品では幾らなんでもあのルックスでは・・・・・
”ケイトベッキンセールとは不釣合い”とかやや面白みが無い(私は)

最近読んでいてチョット驚きの展開会話行動があるマンガが
<会長島耕作 /工作してる><ゴルゴ13><いぶき>全てに共通するのは
国内では完結しない状況設定で海外(いぶきは対中国戦)設定等が
あるのだが・・・・・・・・・・・・・・


<会長耕作>は自社以上に国際関係や日本が絡みすぎ総合商社でも
そこまで事業展開しないだろうというくらいに何事にも介入し
(有名な話で東芝がモデルとなっていた、元々が電気や家電中心の
話が大風呂敷過ぎる展開になってる)その内容と部下が説明するのは
○○だから日本が遅れているだの、○○だから日本には○○が必要という
幾ら大企業とい設定でも一企業の会長が介入する仕事かと思える
(しかもプライベートでも同じく忙しい人物だ)そして基本的に
自民党が進めることに合致するのが残念だ。


ゴルゴ13>も日本の外務省に雇われるくらい落ちぶれたから
その内容も<陰謀論・良く言ってネット上の真意不明のネタ>
丁寧に言ってやると<ガセネタ>が会話に出てくる、公的機関や
政府要人が暗殺を依頼するのは・・・とそれを言出だしたらそれ以外の
全ての漫画でも小説でも成り立たないが、前回は沖縄の基地反対運動と
オスプレイが話に絡んでくる展開だったのだが反対運動に中国人の
工作員が潜入して扇動しているし(工作員が潜入するより日本人を
寝返らせて引き込むほうが安全安心の上安く済む、だからと言って
反対運動をしてる人が中国人工作員の手先とは思えないけど)
オスプレイ熊本地震人道支援をした際にその性能を遺憾なく
発揮したから有用だと解説していたが、あんな短距離(県内の港→被災地)
程度がオスプレイでしか飛行できないなら兎も角、所詮中型で大型のCH47の
搭載量には及ばない(しかも昨年だったか佐世保に飛来した際に佐世保市
離陸時刻と着陸時刻まで発表するから飛行距離と時間から推測できた
事があったがヘリコプターの巡航速度より速い程度だった、最高速度を
出せとは言わないが考えてみたらV22の巡航速度は知らないが緊急時や
必要な訓練以外は巡航速度で飛ぶほうが合理的)
作者は以前は入念な下調べをする事で有名だったがネット上の<ネタ>を
拾ってる程度なのか、そういうのを拾ってる作家もいるけどここまで
落ちぶれたのか.....


<いぶき>は中国が尖閣を取らず石垣島に来るのは想定されてる事だが
民間人を人質にしたり人間の盾に利用したり幾らなんでも・・・・・
しかも魚雷の直撃を受けても第二次大戦中のような損害しか
受けてない(艦首部分とは言え普通なら切断され沈没してる)とか
中国海軍が病院船を戦闘艦と並走させて攻撃を避けようとしてるが
病院船に限らず救急車とかジュネーブ協定で運用方法が決められていて
そのような活動をしていたら<まだ負傷者が乗ってない段階なら>
撃沈されても仕方ない、しかも燃料移送じゃあるまいしあそこまで
至近距離で並走なんかするのか・・・・・
覚えてないけど陸自に負傷者が殆ど出てなかったのか/死者は出た
(この部分はストーリーを忘れた)、負傷者の救護をしてないのは
間違いないが戦闘=負傷者の救護が漏れなくセットで付いて来るのが
厄介で1人負傷したら最低でも2人は措置や移送で割かれるから
急激に部隊の戦闘力が落ちてるはずだ(地雷を敷設してない中国軍は
愚かすぎる、1発でも爆発して探知機が無い場合はナイフで匍匐前進
しながら探すしかない)、アメリカなどが公開してるアフガンあたりの
実戦の動画は遮蔽物があったり有利な状況らしい場合は攻撃があったら
反撃をするのだが、不利な場合はあっさりと停止したり撤退したりする
(その後は随分と国際情勢に詳しい方々が多数なので私が最後まで
説明する必要は無いだろう、自衛隊には不可能な対処法で対処する事もある、
概念が最近まで無かったのだから10年前には既に先進諸国では導入し
実行しているのに、ポーランドみたいに装備レベルでは自衛隊に劣る
軍隊でも既に導入してる方法、)そういった実戦の動画を見てると
やや現実離れしてる、日本中国ロシアを除く先進諸外国は基本的に
そういったことまで公開するから<いぶき>の荒唐無稽ぶりが
際立つ(潜水艦内部とか潜水艦の運用とか)