大本営防衛大臣発表



佐賀県陸自AH64”墜落”事故 千四十二


どう見ても着陸には見えなかったが発生後の
会見で防衛大臣は<着陸>と発表していた。今回に限らず
自衛隊の情報力広報が(旧陸軍並みに)劣る事を証明したいのか?



この報道で私は勘違いしたのだが、情報が手に入らず
着陸と捏造された会見をしていたと思っていたら
佐賀県佐賀空港へのオスプレイ配備を巡る配慮で
危険だとかそういうイメージを和らげる為に
着陸だと大本営防衛大臣発表をしたとも指摘されてる。
(着陸で民家を巻き込むとかどう考えても違和感のある
会見だったし翌日のドライブレコーダー映像で明らかに
墜落してる動画を見たら小野寺も無能だと判明してしまった)

しかし墜落を着陸だと会見して結局は墜落だったと
判明した場合の方がイメージが悪くなると分からないのか?
<通信が途絶えた>なり着陸と言う言い逃れを使わず
墜落を推定させる言い回しを使うなら兎も角
関係者も着陸ならパイロットは生存してると
希望を持ったはずだ。

大本営防衛大臣発表は稲田の<戦闘=衝突>とか
酷いな、アメリカ軍でもアフガニスタンイラク
IEDなどで戦死者が一週間に何人も出ていても
<状況は安定してる>と嘘を報道していたが
TV局が激しい戦闘の様子を中継するので
ブッシュの支持率が余計に下がっていった
(国防長官への不平だとか不満も悪化した)

悪い情報ほど早く公表するという当たり前のことが
出来ない組織というのは殆ど駄目な組織で
イラクアフガンもアメリカ軍だけでは手に負えず
結局は逃げ出して他国に押し付けたりしたし
(一部は残ってるが)
自衛隊もトップが大本営発表をする程度なんだから
中国軍は弱いとか笑ってる場合ではない。


今回に限らず昨年も自衛隊機の墜落で死者が
確実視されてる時に(行方不明になって
燃料がとっくに尽きていた)統合幕僚長
「墜落は考えたくない」と能天気な事を言う程度だからな・・
個人的には思っても良いが、最悪の状況を考えたくない事を
繰り返したのが旧日本軍で都合の良いことばかり考え
大敗北を喫し悪い状況を想定しなかった。


有珠山の噴火で殉職した自衛隊員の葬儀の様子が
一部報道されたが日本では
<高速道の英雄>待遇はしないのだな・・・・
憲法で保証するより先だと思える。

流石にアメリカでもその待遇は受けなかっただろうが
USAFで病気のK9を安楽死させる為に退職した
元ハンドラーに抱えられ隊員が整列敬礼する中を
施設に入り、星条旗に包まれ最期を迎える
様子を公開していた。ワンコがこのくらいの
扱いを受けるのだから戦死者などへの
敬意は比べ物に為らないし、前線の兵士なんか
ロボットが”戦死”した時に葬儀までやってるそうだ
(それだけロボットが普及している事でもある
 爆破物処理だとか偵察用のロボット)
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