陸軍訓練

☆陸軍少尉訓練


X国国防省広報の新シリーズ
2019年4月上旬にシリーズ1を出し
5月上旬でシリーズ8で終了、偶然だが
見始めたのと見終わったのは丁度一ヵ月後だった
ユーチューブも流石に毎日チェックしてないので
数日遅れで見ていたがその程度のラグは何ら問題ない。

従来は10分程度の長さだったが何故か今回は
15分前後と伸び最終版は30分近くあり
合計約155分も流した。

アメリカ軍がベトナム戦争中に新任少尉が基地を出ると
計算上2分以内に戦死し著しく損害が激しく
(つまり士官学校の教育がジャングル戦に
対応してないと証明した)、ウエストポイントでは
その教育中にレンジャー訓練の履修が求められるようになる、
しかし自衛隊より更に厳しいレンジャー資格を
簡単に取得できない候補生も珍しくもなく
資格を取得しなくても卒業は出来るが、
出世は絶望的になるそうだ。
(しかし死亡するまでの時間まで
計算するアメリカもある意味論理的過ぎる)
現に陸軍高官が必ずレンジャー章を
制服に付けてるのを各種映像で確認出来る。



話は逸れたがそれとは無関係で
既に陸士を卒業したと思われる24歳程の
少尉48人が何かの資格取得コースを特集し流していた、
内容の凡そはレンジャー訓練と似た流れで
陸自がTV等で公開してるのは全てを公開
しているとは思わないが、それでも
実際にやってるのは体力の練成だけでなく
魚や動物を自分で処理して食べたり
(これはレンジャーも同じ)
所持品の確認でバックから全部出して
持参品を全て持ってるかチェックされたり
グループごとに作戦を立てリーダーを
交代しながら森林を踏破したり
格闘戦、拘束されそうになったときに
反撃する訓練、高さ12.5mの橋(4Fに相当)から
飛び込まされたり、相当な距離の夜間連続行進で
眠らせなかったり、渡河訓練(ゴムボートと筏を作る水泳)
等々でとりあえず陸自が公開してる内容より
かなり濃密かつ実戦的だった
(戦闘訓練の想定など陸自は論外)


特殊部隊の資格取得ではないらしく
X国の特殊部隊名は1回も出なかった
その特殊部隊の訓練の映像では教官も
生徒も顔を隠すが、今回の特集では
教官も顔を出す<7名の士官、1つのミッション>で
7名だけは顔を出した(生徒は48人でそれ以外は隠す)
ただやってる事はその2層の特殊部隊の下の方と
殆ど変わらない内容。

そして最終的に資格取得できたのは22人で
46%、陸自の幹部レンジャーは全員が合格した
陸自の方が精鋭と思うレベルでは相当無知で
欧米はマニュアル式で一定時間内にゴール
できないとアウト、審査をパスしないと
そこで失格と厳しく落としていくので
本人の完遂意思とは無関係に不合格で落とされる
場合も少なくない(もちろん自発的脱落もある)
こういった厳しさがグリーンベレー
シールズの合格率が異常に低い理由。