Op 蛇の名前

 

☆アフガンの失敗作戦

数々の失敗例があり
何が成功か何が失敗かは意見も分かれるだろう
(映画ホースソルジャーみたいに所期の目的を
達成したチームや作戦もあるが)
特に失敗した作戦は失敗を失敗と敗戦を敗戦と
認めない旧日本軍みたいに曖昧にしたがる。

しかしアメリカ人はシロクロはっきりしたがる
国民性もあるのだろう失敗した作戦の指揮官は
概ね更迭等の処分を下されるのではっきりしてる。


正直この作戦のことは知らなかった(ウィキ日本版にも
掲載はない、英語はある)しかしあるSNSで戦死した
アメリカ兵を追悼するアカウントをフォローしてるので
○年○月○日 所属 氏名  階級 死因(IEDかGSWか事故が多い)
などとあの国旗を背景にしたポートレート写真が
掲載されるのでどういう戦闘があったか作戦があったか
事故があったか(アフガンに限らず現在進行形なので
特に航空機事故とパラシュート事故が掲載される事が多い、
自衛隊でも航空機墜落は度々発生してるがアメリカは
総量が桁違いなのと車両事故も同じく総量が桁違いなので
頻発してる、しかもバス一台とかスケールも大きいので
軍だけではなく一般メディアも掲載するときが多い)


百戦錬磨のアメリカ軍でも失敗する時は失敗する
戦死者は8名程度でアルカイダ側は数百人殺害された
模様で(CASただし積極攻勢時ではなくCSAR)
戦死者損害は決して多数ではないが結果的に
アルカイダ幹部の殺害拘束は失敗した(UBLではない)

この作戦を調べていて初めて知ったのだが
アメリカ軍の学校でしっかりと作戦目的経緯結果を
調査し簡単に(PDF7ページ程度)まとめ公表してる
(もちろんこれ以外の作戦も)
自衛隊も一部こういう調査研究を発表してるが
質と量は比較にならない、海兵隊が狙撃のノウハウを
100ページ以上のPDFでイラストも入れて解説したり
その公開する範囲や姿勢は自衛隊が異常だと
分かってない。

PS 狙撃は狙撃手の射撃技術が非常に重要なのはもちろんだが
それ以外にも身を隠すカモフラージュなど別の要素も
重要だと理解されてない。

 

イギリス軍(海軍)のドキュメンタリーで
空母QEの特集第2段があったとは最近知って
(第1は建造からシートライアルを経て
母港ポーツマスへ回航されるまで)
このシリーズは実戦配備前の訓練メインで
まだ1/3しか鑑賞してないが、その中で
パイプが破損しオイルが漏れたり、大量の
漏水でごく一部の区画とは言えひざ下まで
水が溢れたり・・・・・そして驚いたのが
F35の試験発着や<受領>の為にノーフォークなど
米西海岸に寄港した際に6名が泥酔と大騒ぎで
(あちらは酔って大声を出しても逮捕される)
逮捕され軽いとは言え刑事裁判に発展し
地元紙やTVで大々的に放送された・・・
それを隠しようもないが隠さずに放送する。


イギリスのMODが公開するもの
海軍など各軍が公開するのも
自衛隊では決して見せない内部も珍しくないし
弾道ミサイル警戒システムシュミレーター室や
核ミサイル、要撃官制室、もちろんモニターまで
F35だとかF18など機種や機体番号まで表示してる)
ユーモアとウィットに富んだ国だけあって
公式にこういうことを掲載するか?と
爆笑シーンなどけっこうやってくれる。