フォーメーション

 


☆ミッシングマンフォーメーション

日本語で検索すると航空自衛隊の基地祭
エアショーで一番初めに行われるらしく紹介と
<殉職者に捧げる>3機がフライバイしながら
中央の1機が急上昇していくパターンとされてる。

戦死者も殉職の一種だろうが(自衛隊にはいない)
アメリカ軍のあるアカウント(準公式アカウント)で
葬儀や海外からの到着などを掲載してるところがあった(約180)
そして死亡した空軍中佐の葬儀があって
アーリントンではない広大な墓地で(恐らく国立墓地)
棺が車から降ろされその上空をタンカーがフライバイし、
その後屋内に運ばれ神父か牧師が祈りを捧げ、空軍の儀仗兵が
弔銃を発射(陸軍のスタイルとは違い空軍がスマート)
そして国旗を折畳み遺族に渡す式などがあり
(国旗を入れる箱まで渡すのは知らなかった)
最後にミッシングマンフォーメーションでF16*2機
F15*1機で行われた、遺族に未就学児が2人いて
まだ父親が亡くなった意味があまり理解出来てない
のか無邪気だった。

フライバイのタイミングをどう合わせてるのか?と
思ったらフライトスーツを着た人がいて
場違いだな・・・と思ったら航空無線機で
交信してるから出来る(そしてその無線機で遺族の
子供がジェット戦闘機と交信を試みていたのが
微笑ましいというのか・・・空軍兵がやってみてと
勧めたから遊んでた)

このフォーメーションをするのが空軍兵全てに
行われるのか、パイロットなどの飛行関連の隊員のみかは不明。


他にもアメリカ海軍が行う水葬も同じところで見せてる
(これは何れまた書いてやる)

アメリカ陸軍儀仗兵(無名戦士の墓の衛兵とかあの部隊)を
国防省が紹介していた、儀仗兵を英語表現は<名誉警護>と
言うがその陸軍儀仗兵はニックネームの方が公式として
多く用いられる(正式な部隊名も陸自の301保安中隊みたいなヤツが
ありそれはあまり知られて無い)
毎日軍馬の鞍や鐙の金属部を磨いたり皮部分も
クリームを塗ったり手入れをして、騎馬兵というのは
金がかかるだけの儀礼上の存在で軍事的価値はない
騎馬警察はデモを追い払うのに有効だが費用対効果は
不明、騎馬隊、弔砲、などそれぞれの部隊名や弔砲の
発射手順や命令の一部が分った、
この儀仗兵のドキュメンタリーが1本で50分。


PS
ヘリコプターパイロットが戦地で事故死した際に
現地で行われたセレモニーでは
ヘリ3機によるミッシングマンフォーメーションで
中央のアパッチヘリが急上昇して去っていった、
これらの儀式<も>各国が公開して特に
戦地派遣した国はそれを重点的に公開広報するから
見る事が出来る、各国数件しか見せないがそれでも
戦地派遣して戦闘を繰り返し全員無事に帰国した
国はない。


アメリカ軍は基本的に戦地(現地基地)での式は
あまり公開しないらしきたりがあり、戦地でのミサなどは
むしろ欧州の方が遥かに公開しランプセレモニーも同じ、
棺が帰国した際には儀仗隊105mm弔砲で
その機体を迎える所もある。
そういう礼を尽くされるよりやはり無益な
戦争をしない方が兵士も嬉しいと思う。