ミリタリー

 

☆F16引退

小国、ミドルパワーの空軍は
戦闘機・戦闘攻撃機を複数装備せず
一機種で済ませることも多い。

単一機種の場合は教育・整備・武器類も
全てその単一対応で済むが複数になれば
その種類だけ雪だるま式に必要な部品備品などが
増え経済効率上では極端に非効率となる。

大国の場合は求められる状況も複数になるし
(小型機~超大型機)軍事費も多少の余裕が
あるから複数保有する事も多い。
(単一機種だけだとその機種に不具合があったり
弱点があると暫く飛行が出来なくなったりデメリットも
ありそれを避ける為)

そしてある国がF35の導入に伴いF16の退役を
決定した(非英語圏だから日本語ニュースにはない)
F15よりも初飛行が遅いから一部進化してる部分が
あっても、拡張性に劣りこれ以上の発展型でも
最新鋭機には及ばない部分もありそう。
(対地攻撃と平時のインターセプトには
有効だがそれでも複数機種を同時に保有する
デメリットを考慮したと思う)

一時的とは言えF4,F2,F15,F35と
4機種を混在させた自衛隊は異常といっても
言いすぎではない。

戦車にしても74式 90式 10式 16式と
装輪型とは言え4種類も持つのは狂ってた。
せいぜい2種類あれば済む(米軍でさえ
装輪を含め2種類しかないストライーカーを
戦車と見ないなら1種のみ)

74式は設計段階からいえば50年も前の戦車で
他国の事を笑う暇はない。

 

 


☆軍葬

アメリカ軍の陸上での軍葬では4種類がある
<スタンダード/退役><スタンダード/退職>
<フル/現役><スペシャル/現役将官
現役の場合は拒絶しない限りもれなくセットで付いてくる
栄誉(HONORは栄誉というより英霊の意味あい)
退役軍人の場合は希望すればやってくれる。

以前にも書いたがアメリカ軍は基本的に
戦地現地などでの式典(ミサ)などは非公開とする事が多い、
幾らSNS全盛でもユーチューブやIGなどで親族の
葬儀を中継する馬鹿がいないのと同じで軍という組織
ファミリーでの閉ざされた行いだから。

そんな中珍しく水葬を紹介してるのがあった
第2次大戦中の記録映像では激戦後(カミカゼアタック後など)
その空母などで実際に遺体をシーツに包み砲弾のおもりを括りつけ
海中へ投下していく(国旗は遺体の数だけ揃えられないので
投下台に被せるだけ)。
近年は海戦も発生しておらず艦上での死亡は衝突事故或いは
テロに限定されるが(しかも曳航しドライドックの作業で
遺体回収することも普通)何故水葬が行われるか?

これも<希望すればやってくれる>から
海軍所属が対象かといえば5軍に所属して
不名誉除隊などでなければ希望者にはやってくれる。
ただし<日時場所は指定できない><実施する艦も指定できない>
駆逐艦以上の大型艦で行われやはり空母の場合は盛大に
やってる(まとめて行うので数回投下する)
もちろん<海戦での戦死者はいないのでほぼ退役者であり遺骨>

艦は取り舵で海上を周回し軍旗はHALFにし
FIRE PARTYが弔銃を3回発射して
汽笛を吹鳴(これらは世界共通、海自艦が
ミッドウェーなど海戦場所付近を通過する場合は
追悼行事で酒や花束なども捧げるとかそれらが加わる程度、
BBCドキュメンタリーを見ていたら英海軍は
こんな事までやってるのかと慰霊式はやってないが
戦没者家系の乗組員に配慮した事までやっていた)

 

 


自衛隊をコロナ対応に使うな予算は増やせ

ネオナチ系<自称>軍事評論家達が叫んでいた
予算を増やせ中国が危険だ危険だ、そして
コロナ対応(ワクチン接種)などで自衛隊を使うな!!

AFGでの邦人脱出現地協力者などの支援では
役立たずの防衛大臣と空自輸送機は
持ち腐れで(ミリタリーアセットとは言えない事もないが
自衛隊以外の国が導入しないC2輸送機が能力性能費用効果上の
宝かは大いに疑問だから宝の持ち腐れとは書けない)

恐らく暫くは戦争もない自衛隊を時々発生する
水害や台風地震のためだけに存在させるのだろうか?

他国では特に軍の医療集団(例えば米海軍のATFなど、
TFはタスクフォースの略称ではない)を多数展開させ
”国民の生命と安全のために出動させた”

それら軍の活動をお門違いと批判するほうがお門違いだと思う
仮に外国と戦争の真っ最中で余裕がないなら分からないでもないが
交戦状態でもなかった<戦闘への投入だけが軍の存在意義>は
多分平和ボケした日本だけしか思わない発想だと思う。


他国の事を言っても仕方ないからこれだけは書いておくが
災害派遣><民事支援>が自衛隊への入隊動機とする
隊員も少なくないのにその機会を提供するなと言う
発想は本当に自衛隊(隊員)の為?

 

他にも笑えないのはアメリカ陸軍で女性スナイパーが
資格取得したとなった時に<自衛隊に男女平等の
流れで導入するのは違うと思う>とコメントする奴がいた。

因みに自衛隊のコロナ対応出動を批判した某自称軍事評論家は
海自潜水艦への女性配置を大反対してた時に既に海自は
実験的に乗せていて規定路線になってた事を知らなかったみたいだが、

他国が女性へのMOS解放をしてるのは男女平等は表向きで
<人口減少対応><適性><優秀な隊員>を求める場合に男性だけに
絞るのは自ら首を絞めることと認識していて軍の維持には
女性隊員の増加が不可欠だと分ってるから
(要は女性にも男性のキツイ任務を担ってもらい役立たず不適格な
男性兵士を不合格にした方が良いに決まってるからやってる、
それを分らず女性兵士を拒絶する発想もアホ)
自衛隊の増強を考えるなら現在以上に女性隊員を
増やさないと人員は増えないことも分からないみたい
(採用枠を増やしても入隊者が増えるかどうかは別、
女性新隊員は採用人数が固定され増やし難いのが現状)

 

 

 


QE配置を誇りに思う
こういう言葉が出てくる英国兵
3000回の発着艦(うち夜間1000回)

F35/1863
ヘリ/1137
F35のみで地球40周の飛行距離

ミルク20万リットル
卵2万個


PS
何時も通り関係ないがNVG(ヘルメット装着型暗視装置)
複眼/4つのをクワッドアイズ (Quad eyes)今流行りのクワッド
双眼/2つのをビノキュラー   ( binoculars )そのまま双眼鏡
単眼の英語スラングというか通称がやっとで分った
クワッドビノキュラーの由来は直に分かるが何故そうなのかは
不明で、誰しも小学生とか学校で使ったあれと同じ名前
(一部の職業や趣味では今も使う人はいる)