0530 2015 ウィンドウ





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2 UNDERWAY-CEREMONY 20150530  1245---1659

 

さていよいよ乗船 ラダーを恐る恐る登って あしがら に乗艦した一旦後部へ

行く必要がある(一方通行)格納庫はあるが狭いんだな1機分のスペースしかない

しかも整備用のクレーンとかないからほんと格納だけで点検程度なんだろう

出港したらブリッジへの立入が制限されるので出港前に艦内をボケ老人に

負けないくらい徘徊することにした

あの急で狭いタラップを何回も曲がりくねり操舵室へ行くと既に「満席」で

動く事さえまま為らない、撮影しようにも「他人が入り込み邪魔」「そもそも

人が多すぎで操舵室内というより単なる人混み」等々で撮影はしてないちらりと

窓から外の景色を撮影した程度、ウイングに行ってみるとそこも満席に近い

折角だからウイングからしか撮影できない景色も撮影したいので

なかなか外に出れないイライラがあるけどやっとでドアを通って外へ

あいにくの曇り空で絶景とは程遠いがコンテナや後部を撮影する

阪急の屋上からポートタワー等のベイサイドも見えるが

晴天だったとして位置的にここから阪急が見えたのだろうか

出港時には見えただろうがもっとも5/30日の天候では無理

こんごう型 はウイングが結構長く後部まで繋がっていたが あたご型

ほんと横だけしかないんだな、中に入って戻ろうとするがここでも混雑

長蛇の列 しかも前のご老人が階段を下りるのに苦労しているので

かなり時間がかかって戻る 一般公開では普通入れない事が多い

「食堂」「コントロールルーム」へ行ってみる

機関コントロールルームはブリッジと同じくある程度は進化してる模様だ

あめクラスでさえアナログが多いような印象である意味「レガシー化」してるが

それに比べるとデジタル機器も多かった

 

それから食堂で「デザート代わり」にアイスを¥100消費税込みで買って喰らい付く

案内放送で「まもなく出港します」と言うので私を含め外でその様子を見ようと

出て行く人がいたが如何せん「迷子」になりかねない前方後方右舷左舷の

区別は付くが何処にタラップがあるか分らない教えてくれた人が居たので

またまた苦労してデッキに上がる、始めは右舷の中央付近SSNの下にいたが

もう少し上に行きたい(ブリッジは混雑やら追悼行事での場所取りを考えると

”アウトオブ眼中”-死語)煙突や後部CIWSがある右舷後部にも登れるので

そっちに行く幸いここは「男の隠れ家」みたいに殆ど人が居ないので遅く行ったが

撮影する場所は簡単に空いてる1310位に タグボートが接近してきてロープを繋ぎ

スタンバイしてる

1320位に煙突から白煙が上がりエンジンの出力を上げたか

スターティングした模様(機関で聞いとけば良かった出港前の白煙 動かないのに

出す時もある)、市営桟橋から出港した小型客船にいた乗客が珍しそうに

撮影していた壱岐から到着したフェリーの乗客も滅多に見ない護衛艦を見てた

年に数回自衛艦が来て一般公開をしてるみたいだが「イージス」は流石に

多くない何でも揃っている福岡では逆に珍しい風景佐世保では当たり前の光景。

 

1330いよいよ出港 ロープを外したりで実際にはもう数分後に離岸していく

この時雨が降ってきた「防水型のガラスマ」「壊れてもいいカメラ」で撮影するが

如何せん光量不足でブレるボケる水滴がレンズについて焦点が合わない等々の

トラブルが続出 なんとかレンズを拭いたりして仕方ない傘も差した

そうしないと何回もレンズを拭く羽目になる(ウィンドブレーカーにレインコート

更に大き目の帽子で自分の防水対策は完璧 東電福島原発の漏水対策は失敗)

残念ながら他の人の傘まで写り込んでしまうのだが流石に”大雨”になり

”正常な神経”をしてる人は濡れない場所へ退避していく

この時ばかりはイージスやあきづき型みたいなステルスの通路が雨宿りには

絶好だったみたいで格納庫すら入れない人が何人かいた

 

タグボート佐世保のではなく博多の民間のタグで右舷から(入船で接岸 艦首は市街地側)

2隻で引っ張り次に後部にいたタグが空いた左舷側に回り込み右舷前方と左舷後方で

今日のイチオシで左旋回を3分ほど掛けて方向転換

この時のタグボートの技は素早く鮮やかで見かけに寄らず「こんなに機敏に動くのか」

と思えた 普段単独で航行して移動してる時やなにやら艀を引っ張ってる時の

姿からは想像できない

博多港運株式会社 協和汽船株式会社って会社が違う別々のタグであっても

連携が取れるんだな 

 

さていよいよ前進して動き出すこの時は雨が上がったのだが霞んで

ドームにタワーさえ薄っすらとしか見えない

能古の島付近でジェットフォイル(ウォータージェット推進/JFは登録商標

ジープとかその会社の製品名にあたる)が追い抜いていくこちらは

12.5ノットと言っていたのがあちらは40ノットは出してるはずで

あっという間に視界からも消えた

玄海島沖に向かい航行していく景色は「あったもんじゃない」

 
 

さてさて次は洋上慰霊祭の行事の場所確保だ少し雨が降っていて

”正常な神経”をしてる人はフライトデッキにはいないので

場所は確保できるのだが「儀仗隊」が何処に来るか分らない

ロープが張られるころには雨も上がり

1420分に予定を早め

追悼式が始まった私は一番右側と言うか前のほうの後ろのほう

全く説明しにくいが・・・・結果的に言えば儀仗隊は艦後部だったので

見れない見えない位置に私からは 

階級が上位の幹部達が並ぶ後方に位置し 第2護衛隊群司令

艦長 佐世保地方総監管理部長 福岡地協部長等1左クラスのお偉方が居並ぶ

更に護衛隊群の首席幕僚や地方総監の副官もいたみたい

佐世保では別の民間人の死没者の慰霊祭が行われていて総監はこっちに出席

陸自駐屯地司令や米軍基地司令と共に、今度佐世保に創設される陸自の水陸両用団の

初代団長は現在の西部地方総監部の副幕僚長と噂されているんだって)

 

群司令の追悼の言葉」が数分続き

「そして供物投入」 米や野菜にお神酒花束を階級準にそして民間人は海自OBやら

旧海軍関係や遺族と思える方々が続き

SALUTE敬礼をこの時丁度群司令の真後ろに位置していた

儀杖隊が「捧げ銃」

遠方にコンテナ船が見えていたのだが写真を撮影したらコンテナ船に敬礼してる

雰囲気だ、艦は停止していが最微速で進んでいる模様。

 

それから”私にとっては”メインイベント 弔銃発射だ一応事前演習はしてるんだろうが

海自儀仗隊はその都度編成される”臨時”みたいなもので

 アメリ海兵隊のサイレントドリルプラトゥーンみたいな完璧度200% 

パーフェクト クールとは言い難いが洋上ではここでしか見れない

 

(ここから暫く艦上なのに脱線させて頂きます--船と列車を掛けました)

陸自の保安中隊も”儀仗兵・GURDS”でドリルチーム・ドラムラインではないんだよな

防衛大学と航空学生にドリルチームはあるが(こっちは一種のクラブサークル活動)

しかも自衛隊は基本的に自衛隊の行事でしか動かないがアメリカ軍はフットボールの式典でも規模は分らないが参加している模様で時々写真なんか見るね、流石に自衛隊が相撲とか

柔道やら甲子園での式典で参加するのは”集団的自衛権とか憲法を改正”してもあと100年は

無理だろうな 参加は兎も角私としては保安中隊にも”ドリル”を

やってもらいたいもんだ

この手の式典はたまたま一度だけ香川県の琴平金比羅神社に参拝した折に

ラッパが聞こえ若しかしたら弔銃の発射もしたかもしれないのを見た

掃海業務での慰霊祭を催行していたみたい このころは自衛隊に興味を”一時失っていた”時期

だったので殆ど気にも留めずやり過ごしたな 海上での慰霊祭となるとこの対馬日本海海戦

以外参加したり見学できる機会が無いのです(パンピーは 若しかしたら海自佐世保

モニターになると可能かも 損する人得する人これは穴場だ関係者以外の一般公募)

佐世保海軍墓地でも追悼式やらあってるみたいだが

どうも厳粛な式典で関係者以外の見学者が殆どいなさそうで

”宇宙人になって撮影に勤しむ”と浮いてしまいそうで遠慮します新聞や誰かの

ブログを見る限りね。

 

本題にもどりかけよう

1430分過ぎにに

英霊に対し弔意および敬意を表すための弔銃の発射が行われる放送で大きな音がしますご注意

くださいとアナウンス、指揮官は必ず士官が行い

(話がそれるがカッターや作業艇でも軍艦旗を掲げれば外国でも軍艦扱い

=主権が及ばないという説明があるが それは”士官が指揮をしている”と言う

説明が抜けてる、だから基本的にその手の乗組みは必ず士官が指揮をする

もっとも国際紛争のモノだねになり兼ねないので余程でないと介入はしないだろが)

下士官と兵の編成で9人×3回の空砲だ未だに64式なのが悲しい

新鋭の護衛艦でもアサルトライフルは50年前のか・・・あれで臨検しても

狭い艦内船内では不利かもね、集団的自衛権で法律は整えても

50年前の臨検なんて考慮してないライフル」を未だ配備してる事には気付かない

公明党も「法律上では危険は増えない」って意味不明の質問と擁護をしていたが

飛んできた7.62mm弾に魔法でも掛かっていて「法律上は安全です」と避けてくれるのか

危険なら危険と現実的な想定とある意味最悪の想定をせずに 何時もの「楽観論」で想定したら

「法律上」は安全な隊員が気の毒だ 現場では「危険極まりない」可能性が増えるのに

イラクなんかでは後方補給部隊が一番警備が手薄だから攻撃されてるのにね

しかも7.62mmで5.56mmより射程が長い事を利用して襲撃し離脱するのに

 

暢気に「法律上は安全 万全の対策」とか抜かしてもね

 
 

指揮官の号令で

「右向け右」

「着剣-- つけーーけん」

「弔銃用意--弾を装填リロード」

「発射用意-構える」

「撃て!!!!!!!!!(発射音 自衛官は敬礼)」私ではない愚か者の携帯の着信音2

「ラッパ(約10秒ほど)」

「撃てー!!!!!!!!!」

「ラッパ」

「ってー!!!!!!!!!!」

「ラッパ(約20秒ほどで最後だけ長い)」

「撃ち方やめ」

「弔銃止め(敬礼から気をつけに)」

「??????」この号令が聞き取れなかった

「下げ銃」

 

雨が止んだ曇り空だったのが要因か空気振動が発揮され発射音が響く響く

(普通の空砲は パッ-ン だがこの時は バッーンって感じ)

 艦はゆっくりと左へ転舵していた

(正式な追悼行事では1~2周かその場を旋回するそうだ、アメリカ海軍は

艦艇の指定は出来ないが海軍勤務者は希望すれば洋上で散骨だったか

してくれるそうだ---勿論何かのついでに行うので日時や場所の指定も出来ない)

銃を発射した後は号令で銃を下ろすこの時デッキに”がちゃん”と銃床がぶつかる音も鳴り響く

 

「そして英霊に対し黙祷を捧げるため」アナウンスがあり脱帽 東国原の頭は”脱毛”

ジェイソンステーサムも薄いが彼は髪が無くても無いからこそクール

 

以前参加した折はラッパで吹奏したのを今回は音楽を流す自衛官も脱帽し頭を垂れる

「約1分間黙祷」

 

そしてその後は「汽笛」一声新橋にではないが約10秒ほど追悼の為に鳴らす

以上で大よそ13分間の洋上追悼式が無事に執り行われ最後は参加者で希望者が

花束を洋上に投入する 撮影する人はかっこつけて投入する前の花と海面を

同時に写しこんでいたが、投げて落ちていく花束を空中にある瞬間に撮影するか

洋上をウェーキーにもまれ上下している花束を撮影した方がクールだよ

思いっきり上に放り投げて落下するのを撮影するかタッグを組まないと

難しいか

 

今後あの手の式典で投入する花束は海洋汚染防止のためにセロファン禁止の

お達しを出すべきとも思った花束だけなら問題も無いだろう 塵山だ

 

艦は艦首を博多方向に向け速度も上げ航行している前方には行ってないので

降雨にも関らず行ってみる、甲板の通路は「屋根つき」部分が多いが

流石に艦首は遮るものが無いだけあって雨も風も遠慮しない

その分誰もいないので遠慮なく撮影出来る上に他人が写りこまないという

乗艦者数の多さの中では奇跡に近いのでVLSやブリッジを撮影したり

艦首部分で波を切り流れていく海面を撮影したりする

もっともこれに人が写り込んできたら大変だ1分以内に人間ミンチ肉の出来上がり

 

確かクリスマスになると海保がサンタクロースの格好か何かデコをするので

有名な防波堤の真っ赤な灯台みたいなのを通過しタグボートも前方後方から

別々に(既に待機していた)接近してくる、後方から壱岐対馬からかな?

ジェットフォイルビーナスも接近してきて あしがら の真横で「着水」して

低速航行しだしたタグボートがロープを投げプッシュも開始する今回は上に上ると

帰りが遅くなりかねないので短魚雷の近くで撮影する(タグボートを)

タグボートの支援 イチオシは恐らく済んだと思われるが

今度はサンドレッドという 細めのガイドロープみたいなのを 

結びつけそれを「カウボーイ」みたいに(輪を作るのではなく先端に

砂袋の重しだけど)ぐるんぐるんまわし岸壁に投げて上手く届いて(かなり難しいらしい)

第一分隊の隊員が拍手で称えるUSNAVYはそれ専用の銃みたいな発射装置です

岸壁で待受けていた福岡地域協力本部の陸自隊員が受け取り引っ張って「舫」をボラード 

あの岸壁にある鉄製の杭みたいなのに引っ掛ける(んだろう見えない)

後部で3本と言っていたから前方でも3本 中央で2本掛けたんだろう

ブリッジに何処そこにどういう結び方で何本で固定するとしてる図面が

置いてある時がある 一番後ろに 日の出日没 干潮満潮のボードなんかは

誰しも目にしたことがあると思うが。

 

やっとこさ接岸しても順番待ちで15分くらいして下船の順番が廻ってきた

これでも早い方です遠方だから待ちたくない近隣の人なら最後に下船しても

余裕綽々だろうが時間が勿体ないから勿体無いワンフレーズ歌手きゃりクチパクパクは

意外とコンサート料金が安いんだな それだけ知名度はあれど人気と実力はないみたい

ラダーを降りたいが雨が降っているが傘を差して片手間になる上に強風で

滑ったりバランスを崩す可能性があるので傘は畳む両手で手すりを掴んで

やっとで下船完了 16時過ぎになっていた バス停にはシャトルバスが

待機している、博多駅2台 箱崎宮1台 天神方面1台と用意してあった

確か前回私が利用した折は2隻いて沖側で当たり前だが下船が岸壁側より

遅くなりシャトルバスが往復してきたのを待つしかなかったが

今回はすんなり1台目の博多駅行きに着席できた隣に知らない人が来たが

15分程度だ、私の後ろ側に座った人が今回の日本海海戦の事務局関係者みたい

だったらしく数年前までは赤字で大変だったらしいつい最近やっとで黒字になったと

言っていた 赤字の補填は関係者のポケマネとも言っていた、バスだけで単純に

20-30万は掛かるしね(具体的に2010年以降とかは言ってない)

その他花代やら岸壁使用料とかタグの費用とかこれらで軽く100万は