七〇「ディフェンドー(DFENDOR)」





七〇「ディフェンドー(DFENDOR)」ウディ ハレルソン 
多分 アメリカカナダ
110分くらい。☆☆☆☆


 この作品は製作から映画権に販売まで複雑な筈で、私が国名を書くときは原則として製作国を書く、例えば最近は日韓合作とかあるが殆どは金以外に出してるのは韓国がメインだろう。この作品はアメリカ資本でカナダで撮影、アメリカ人の出演者(エンドクレジットで見る限り)


 


冒頭:イスに座った女性(サンドラ・オー)実はカウンセラー、
オレンジ色のシャツを着たウッディに質問をしている、しかしその受け答えはちぐはぐで「あなたは日本人ですか?」ととんちんかん。カメラが引いて彼がオレンジ色のつなぎ(拘置所や刑務所での服)であることが分る(つまり逮捕されていたんだ)、それから回想で夜中に黒いヘルメットに
ライトとカメラを取り付け、マントを羽織り街中を見回っていたウッディが女性の悲鳴を聞いてビルの一寸高いところから飛び降りるがゴミ箱に飛び降りショックを和らげようとしたらゴミの回収日で失敗
(ヒーローを目指しているがドジ)、ゴミ箱から這い出して


車の中に居た男女
(男:エリースコーライアス ワル役多い、女キャットデニングス)

をみつけ男に車から出ろと言ってもっていたこん棒でぼこぼこに殴り一応女性は助ける、その後ウッディが侘しいレストランで簡単な食事をしていたら偶然パトカーが来て警官がコーヒーを買い求めに来たのだが(日本では勤務中にこんな事するのは禁止だが諸外国ではこんな国が例外です)

身長や服装から手配されている警官襲撃犯だったので逮捕される


警察署に行っても黙秘を続けるが「お前の殴った奴は覆面捜査官だった」と言うがウッディは「女性に乱暴していた」と認めないが、取りあえずこん棒を押収して釈放することにするが、勝手にこん棒を持って出てゆく。


彼が戻ったのは自宅ではなく勤務先の公共事業部の倉庫、自宅は無くそこに勝手に住み着いている、また別の日にある青年が壁に落書きをしていたのを見つかり絡まれていたのを見つけビー玉をゴム銃で撃ち青年は逃げ出すことに成功するが、絡んでいたのはまたしてもエリースを含むワルで今度はボコボコにやられる、それを偶然見ていたこの前彼に助けられた多分売春婦のキャット・ラニングス(彼女の甘ったるい鼻に付いた喋り方好きですw)が財布からお金を抜いて助けてあげる、彼が住み着いている倉庫に連れて行き暫く自分もいくところが無いからと一緒に住む、彼の服を洗濯したりしたので服に付いている


トレードマーク「D」が剥がれていたのでガムテープで貼り付けていた(スーパーマンとか元々立派な服を着ているのがある意味可笑しい)、彼も仕事はあるので仕事に向かうがワルにやられて痛みをこらえて道路工事の交通整理をしていたら上司が来て彼の顔を見て怪我をしているのを見つけ「痛くないのか?」と聞くとウッディは「大丈夫息をするときだけ痛い
(何時も痛いということだろうw)」と答えたので仕事を放り出して彼を
病院へ連れて行く、病院には上司の妻と息子も様子を見に来て彼を心配していた(一応彼のことを案じる人はいる)。


ウッディが倉庫に戻り服をたたんだりしていてキャットデニングスに自分は「暗黒街の総帥を探している」何所にいるか知らないか?と聞いたら彼女は「ラドヴァン」と言うやつと答え『何所にいるか知ってるか?』「ただでは教えない」と言って何でもかんでもお金をむしりとる(麻薬を買う為)、ウッディはラドヴァンの所に侵入して盗撮等をするがばれて逃げる、何とか映像を警察に届けるが関係のない映像「電話でピザを注文」「中華の注文」

等の後にやっとで取引の映像を見せるが画像に映る顔が切れていて証拠にならない。


ウッディは「暗黒街の総帥」達に盗み聞きなどがばれたので命を狙われ、
またもや襲われ今度は入院したのだが、その時キャットデニングスが「悪い奴は私の父親、少女売春だけでなく私にも手を出したので私は家出した」と彼に語ったので彼は病院を抜け出し彼女の父親のクリーニング店を襲い父親をゴミ箱に突っ込んで警察に捕まる(これが冒頭に関わるシーン)。裁判では訳のわからないことを言うし、カウンセラーのサンドラオーが彼をかばう発言もしたし、上司が自宅で保護をする事で釈放と言う裁定がなされようとするが、今後「ディフェンドー」の活動をしない服を着ないことを条件に出されたら暴れだし廷吏にテイザーガン
(欧米ではかなり普及してるスタンガン)で倒されて一言

「俺もあテイザーガンが欲しい」。

上司の自宅へ行くとキャットデニングスが誘拐されて

ウッディに脅迫で「喋ったら彼女を殺す」と書かれた紙を渡されから

彼は「無口」になり何も喋らない
(普通は取引とかラドヴァンのことだが彼は多少社会的常識が欠け、
やや知能が劣る)ってこのシーンも笑ってしまう。

何故彼が暗黒街の総帥を探しているかと言うと母親が麻薬が原因で死んだかららで、この辺からが笑えなくなるしかも彼が知的障害とまでは言わないがちょっとまともでないのは明らかではないので。


ウッディは彼女を助けに行くと彼女も実は悪徳警官だった
エリースコーライアスの金玉を拳銃で撃って逃げ出す、彼女をタクシーで送り届け麻薬の取引現場へ行く・・・・・・・


しかし彼は撃たれて死亡する


 


しかし彼はカナダの地元ハミルトン市では英雄になる。なんかコメディーかアクションか分らない作品、笑いまくりはしないがしんみりとした。