凄いかあの程度か

 

☆災害救助 、SAR、 humanity aid

 

捜索活動にレスキュードッグ
探索救助犬は投入されてるがUAVやUGV(地上ロボ)は
投入されてるのだろうか?
もちろんその手の活動に犬を投入したのは日本が世界初ではなく
これからも日本が世界をリードする事はなさそうだが、アメリカ人
女性(あくまでも個人ボランティアとして)が40~50年前に活動を
開始した事から普及したが当初は警察等の捜索に携わる機関や隊員は毛嫌いした、
しかし実績を積むにつれてむしろ頼られるようになり今では介助犬同様旅客機などでも
貨物扱いされずハンドラーと一緒に乗れる様になってる。
この女性が執筆した本を読めばどうやってSARをしていくか
その方法が分かる。


UAV(ドローンの方が知られてる)は昨年の豪雨水害で飛んだそうだが
自衛隊の場合は一部の部隊に配備される傾向でスキャンイーグルが
第8師団と第2師団(一種の新兵器テスト師団)だったと思う、ウィキは
進化してないので第8のみ記載。
クワッドドローンのスカイレンジャーも全連隊まで行渡ってるかは
疑問で配備されてる部隊でも2機のみ、アメリカ軍の場合は
戦地派遣部隊で全部隊なのかは不明だがレイヴン(RQ11)は1個中隊毎配備された。

その計算でいくと連隊には20機程度のUAVがいた事になりイラクだけでも
数千のドローンが飛び交い何が起こるかと言えば空中衝突や
イラク兵がアメリカ軍が紛失した(故障事故等)でUAVを
数機所持していたそうだ(テクニックがあれば専用システム以外から
運用は可能、そこまであるかは不明)
自衛隊も国内演習場で行方不明になって1000人体制で
空中偵察捜索の為のドローンを地面人力で捜索しやっとで見つかった。

話がそれたがドローンで空中撮影した映像で捜索進出経路を
見つけた程度が自衛隊だと思う、アメリカ軍の場合は以前撮影していた
衛星写真などと照合しながら現在の状況と比較し潰れた家の場所を
特定しそこを集中的に捜索し救助したとかそういう利用も出来る。
そのドローンすら数が不足してるのだから派遣部隊全てが
その進出経路(土砂崩れなどで道がふさがっていて進めない場合が多い)
すら効率的に探せない。

F35やオスプレイでもなくスカイレンジャーでもなく
もう少し性能を落としてでも大量に配備してその利用方法も
アメリカ軍並みに進化させないと<装備が先>使い方は後ばかりで
殆ど有効活用してないし、そもそもの数さえ無い。
UGVすら陸自のEODに<自衛隊には不要>と言わせるレベル、
実戦経験国は<UGVが無ければ戦場には行かない>とは違う。
(もっともそれらの経験国でも派遣前はUGV不要論だったが
活躍に気付いて信奉者に改宗した人が多い、アメリカ軍ですらそう)

兵器は性能よりも使い方が重要なのに何時まで経っても日本は
最初に高性能兵器ありきで導入する、数が少ない為に早期展開が
出来ないとかデメリットも多数あるにも拘らず。

PS
自衛隊がドローンを夜間飛行させて演習場内で落下させ
探し回ったことで夜間運用に気付いた事を書いていたが
戦地派遣部隊のドローンが夜間に何をやるかと言えば
HVIの監視や特定ポイントの監視偵察ではなく
基地から離れて野原で野営する<お休み睡眠中部隊>を
上空から見守ってやる事だと分かってない。
(外のパトロール部隊の数だけドローンが必要という事になる、
とにかく現在戦地で何が起こってるか何をしてるか公開されてる
ことすら分かってない人が多い)